2016/10/24

〜Balance control 片鼻呼吸法

みなさん、こんにちは!

以前のコラムで、右脳と左脳のバランスをとることが幸せを感じるためにもとっても重要、というお話をしましたよね。普段意識していないと、現代社会では左脳優位な生活になりがちなので、右脳を使わなきゃ〜と思って、右脳ばっかり使うことをやったとしても、左右のバランスが整うというわけではありません。
体にバランスを思い出させてあげることが大切なのかもしれません。

今回は左右の脳をバランス良く使うことに役立ちそうな、片鼻呼吸法(ナーディーショーダナ)をご紹介します。
結構メジャーな呼吸法なので、ヨガをやられている方はレッスンクラスなどでやったことがあるかもしれません。

◆片鼻呼吸法(ナーディーショーダナ)


1)右手の親指で右の鼻孔を押さえる。

2)その状態のまま、左の鼻孔から息を吸う。吸い終わったら右手の薬指で左の鼻孔を押さえる。

3)1)で押さえていた右手の親指を外し、右の鼻孔から息を吐く。

4)そのまま右の鼻孔から息を吸う。吸い終わったら右手の親指で右の鼻孔を押さえる。

5)左の鼻孔を押さえていた薬指を外し、左の鼻孔から息を吐く。

この1)〜5)をワンセットで3〜5回続ける。

慣れてきたら、
2)の吸うとき4カウントで吸い、その後一旦両鼻孔を塞いだ状態で4カウント(要は息を止めた状態)、3)で吐くときも4カウントで吐き、その後吐ききって息を止めた状態で4カウント、4)のときに4カウント
といったように、吸って・止めて・吐いて・止めてをそれぞれ4カウントずつやっても良いです。
心がワタワタしているときにもこの4カウント呼吸をしばらく行うと、落ち着いてきます。


私の場合は、ときどき片方の鼻が詰まっていてうまくできないことがありますが、無理矢理やっていると(良いのかどうかはわからない)、何回目かで鼻が通ってできるようになってきます。また、首が曲がってたりすると鼻が詰まりやすくなるので、首のストレッチをして少しほぐして歪みをとるように調整してから再度試してみてもいいかもしれません。

こういう呼吸法なら気がついたときにいつでもできるので便利ですよね。
お仕事中などは、知らず知らずのうちに呼吸が浅い状態が続いていたり、集中しすぎて呼吸が止まっていたりすることがあるので、時折休憩を入れて意識的に体に酸素を入れてあげるとリフレッシュにもなりますよ。そして脳のバランスも整って、またバリバリ働けて一石二鳥にも三鳥にもなっちゃうかもしれません!
ちなみに、バランスとは話がそれますが、右の鼻で呼吸すると左脳(交感神経)が、左の鼻で呼吸すると右脳(副交感神経)が活発になるので、なんか眠くなっちゃったな〜なんてときは、左を塞いで右の鼻で数回呼吸してみるっていうのもアリです。

でも、がんばりすぎないでね〜。

ではまた次回。

参考WEB & BOOK:
ヨガジャーナル日本版「ナーディ・ショーダナ・プラーナヤーマ(気道を清める呼吸法)」
アーユルヴェーダ百科「イライラしている時に!片鼻呼吸法」
「Slim Calm Sexy YOGA」(Tara Stiles)

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