2011/03/17

グラウンディングを強めよう!

私も人のこと言ってる場合じゃなかったんですけど(^^;、みなさんも今、今回の災害のこともあり、どこにお住まいの方でもグラウンディングがヒョイっとはずれてしまい、頭の方にばかりエネルギーがいっている可能性があります。

頭の方にばかりエネルギーがいってしまって、グラウンディングが弱いと、不安感や不安定な気持ちが強まり、安心感から離れてしまいます。
グラウンディングを意識するだけで、意識もはっきりし、まさに地に足のついた状態になって、むやみに周囲に振り回されたり、不安感に圧倒されることも解消されていきます。

こんな時期は、クリアサイトの生徒たちがレバナからもらったメッセージにもありましたが、とにかくグラウンディングしない状態になりやすいし、「現在」にいなくて過去に意識をおいたままにしていることが多いです。

なので、いつもよりも頻繁に地に足着き度を確認しましょう。
私もレバナからのメッセージを受けて、頻繁に確認するようにして、気分もどっしりしてきました。

先にご紹介したブレインジムのフックアップをやってみた方はわかると思いますが、かなり私たちグラグラ状態だと思います。
目をつむりフックアップの状態で立っていることが難しかった方もいるのでは?私も最初、「えー!?」というほどグラグラでしたが、何回かやっているうちにだいぶぐらつかなくなってきました。

しかし、フックアップはグラウンディングを強めるというよりも、センタリングの方ですね。フックアップをした上で、意識が「今、ここ」にあるように意識してみましょう。そうすると、少し過去においてけぼりになっていた意識を今に戻せると思います。
で、それはそれでやっていただき、グラウンディングは下記のようなかたちでやってみてはいかがでしょうか。


まず足裏の土踏まずをげんこつでよく叩いて刺激する

隣り合う足指を手でそれぞれつかんで、足の指と指を前後するようにして指の付け根から動かすようにする。同じように全部の指を動かす。

今度は1本ずつ足指をつかみグルグル回す。右回し、左回ししたら、ぎゅーっとひっぱってポンっと手をはなす。
これを全部の指にやる。

足の指と指の骨の間を足首に向かって手の指を使ってグイグイ押していく。
(足の甲の骨の間のこと)

足首をよく回す

段々足自体の意識がハッキリしてきたでしょうか?

ふくらはぎの腱の部分をよく揉む
とにかく少し痛いくらいの刺激を与えてマッタリ感から覚ます感じにすると良いかもしれません。


下腹から力が抜けているような、力が入らないような感じがする場合は、しこを踏むような体勢になり下腹に力を入れる

少し下半身の血の巡りがよくなってきたかな〜と思ったら、今度はイメージでもグラウンディングしてみます。

骨盤がたつように椅子に姿勢良く座り下腹に力をいれる。

足の裏がぴったり床につくようにする

足の指をばっと広げてからぐっと床をつかむにする
足もぷらんとなんとなく床につけているのではなく、グッと意識をすることが大事です。

床に足が吸い付いているようにイメージする
そうすると、ふくらはぎやふとももの内側にもクッと力が入る感じになり、腰や下腹にもなお力が入ります。

足裏に大地の感覚を呼び起こす

目をつむるか半眼で、自分が大樹になったイメージをする。
地球の奥深く中心部まで根がのびてしっかり根づくようにイメージする。
思い浮かびにくい場合は、何かイメージできる大きな樹などの写真や絵をみると良いと思います。


こんな感じでだいぶいいんじゃないでしょうか。
深く根をはる大樹のイメージと、足裏の大地の感覚、ぎゅっと大地をつかむように立つことを意識するといいと思います。

下腹に力を入れて立つとおのずと脚もぐっと力がはいり足裏もピッタリ床についてくるようになるので、先にご紹介した内観の法をやりつつ、日常的に下腹のパワーを意識してみてください。

あと、ベチバーなどのグラウンディングをイメージさせるアロマを使うのも良いと思います。

2011/03/15

あなたにこころのケアを

大震災から数日が経ちましたが、みなさまどのようにお過ごしでしょうか。
周囲のみなさま含め、ご無事でいらっしゃられることを祈るばかりです。

私の方は今日まで無事に過ごしています。

TVで被害状況や原発の状況、地震の警告などが流れるたびに、ドキドキしたり、胸が締め付けられるような思いをしています。
このブログを長らくお読みいただいているみなさまはご存知と思いますが、私は弱虫で、軟弱です。恐がりですし、すぐ不安になります。
無価値感や無力感を感じやすいです。そして完璧主義です(笑)

だけど、こういった心がバネになり、これまでいろいろなことを学んだりして、相変わらずではあるものの少しは成長できているかなぁ・・・、と思います。


クリアサイトのヒーラーたちは、この状況を愛と光で満たすべく、ヒーリングしています。

私もヒーラーの端くれですので、TVでの報道で自分がドキドキしたり、不安に感じたり、無力感を感じた分だけ、光のエネルギーを送り、お祈りしています。

東北の被災地の方々に比べ、関東の方々は被害状況が軽く済んでいる場合が多いため、ご自身のこころよりも、もっと過酷な状況下の方々を思い、感じている恐れや不安、悲しみを発散できずにいる方が多いのではないでしょうか。

私たちが感じた恐怖は、個々人においてもおそらくこれまでの中でも相当なものであり、癒し/ケアが必要なものです。

実際私も、11日当日は緊急避難などでアドレナリンが出っぱなしだったので、肉体やメンタルも緊張状態であまり疲れや不安定さを感じませんでした。ですが、急激なアドレナリンの放出のせいか、反動でその後体の震えが続き寒くなったあと、今度は全身が火照って熱っぽくなったりして、そして体も筋肉痛が出たりして、結構な反応が出ました。
これらは少し力が抜けてきているからこそ起こったことかもしれません。まだまだ油断ができない状況下におられる方は、緊張状態のままいらっしゃられるかもしれません。

こんな風になって、あまりにも自分がふがいなく思っていたのですが、つい先週から読み始めていた「白隠禅師―健康法と逸話」という本に、こころと体の両方に良い瞑想法が紹介されていますので、同じように少しこころも体も不安定に感じる方のためにも、今日はそれをご紹介したいと思います。

道具も何も必要ありません。続けていくと、肉体的不調の緩和やこころの不安定な状態を自然と一体になって生きているのだという、自分も大自然の一部なのだという、究極的な大安心の状態へ変化させていくと紹介されています。

私も先の記載した不調になった際に、これを行い、改善されました。
簡単な方法ですので、お時間があるときにみなさんやってみてください。

「白隠禅師―健康法と逸話」に紹介されているものを以下に簡単に記載します。

■内観の法
体のへそのまわりからへそした、脚、腰、足の裏に氣を満たしていく瞑想です。
丹田(下腹部)は武道などあらゆるものでも、元気の源とされ、氣をそこに静めることにより安心感と安定感が得られると言われます。

1)座っていても横になっていてもいいから、一度全身の力を抜くようにする。

2)次に、腰から下に力を入れるように脚を踏みそろえ、しばし呼吸。

3)少し氣が整ったな〜と思ったら、ゆっくりと息を吸い、少し止めて、ゆっくり吐き出す。吐き出すときに、体内に入った氣を下腹にぐーっと押し込む感じで吐きます。

4)そうすると、下腹に力が入った感じになるので、それを保つようにしながら続けて呼吸し、これを続けます。

5)あんまりうまくできないな〜と思う場合は、それでも構いませんので、吐く時に上半身の氣を足の裏、脚、腰、下腹にぎゅーっと押し込んでいくようにイメージすると少しやりやすくなるかもしれません。

6)次第に脚の方がポカポカしてきたりして、気がつくと眠ってしまっていたりします。

7)何回かこれを試すと段々気力が戻ってきて、短い時間の睡眠でも割とスッキリ目覚められます。


■軟酥(なんそ)の法
こちらは、自律神経を整えたいときに良さそうです。あとは、しばらくリラックスできてないな、と思うときにも。
アーユルベーダのシロダーラみたいなイメージかと思います。

1)頭の上に卵大の軟酥(なんそ)の秘薬の塊が乗っているとイメージする。

2)しばらくすると、それがバターのように溶けてきて、ポタリポタリと垂れてくる。(のをイメージする。)

3)軟酥(なんそ)の秘薬が溶けたものがポトポト頭の上からどんどん垂れてきて、全身のあらゆるところに染み込んでいくのをイメージする。
頭の上から足の方に垂れていくイメージを持つこと。
皮膚だけでなく、骨や内臓、細胞などすべてにジュワーっと染み込みながら次の場所へまたポタポタ垂れていくイメージを持つ。

4)最終的に足まで垂れていく。足まで垂れていった軟酥(なんそ)の秘薬はそこにどんどん溜まっていって、腰まですっかり浸ってしまうようにイメージする。

終わるとき少しぼんやりしちゃうと思いますので、しっかり下腹に力を入れて意識を頭に戻すようにしましょう。

私はこれをやると、すぐ寝てしまうので(すぐ寝てばっかりですけど)、いつも上の方までしか染みてない感じで嫌だったので、翌日は続きからやったりしました。
頭にいろいろな考えが浮かんでしまうときにもオススメです。

これをやって逆に疲れてもナンなので、できる範囲でやる程度でもやらないよりいいと思います。
本にはもっといろいろなことが書かれていますので、興味を持たれた方は後日読んでみてください。

あともうひとつ。
これは白隠の本とは関係ありませんが、メンタルのバランスをとる簡単な体操をお伝えします。
ブレインジムと言われるもので、脳の動きのバランスをとる体操がいろいろあります。
こういうパニックのような、強い不安や恐怖に出会うと、私たちは脳幹という部分が強く働くそうです。脳幹は原始的な生き残りの本能があるそうで、脳幹の働きが偏りすぎると「戦うか、逃げるか」というストレス状態に陥るといいます。

脳幹の働きのバランスをとることで、脳幹の機能をポジティブに働かせることができます。
とっても簡単ですので、ちょっと動揺してるかな、というときなどにもどうぞ。簡単なのでいつでもどこでもできます。
四六時中やりましょう。

■フックアップ
1)立っても座っててもいいので、片方の足をもう片方の足とクロスする。座っている場合は脚を組むのではなく、足首どおしをクロスするイメージ。

2)手の指と指を絡めてクロスし胸の前に回す。じゃんけんするときに、どれどれ〜?と探る時にやる形です。胸の前に回さずクロスして指を絡めるだけでもOKです。

3)このままの状態で舌を上あごにつける

4)目をつむり、しばし楽に呼吸する。肩に力が入らないように。
30秒〜1分。

5)手と足のクロスをほどき、両手の指と指を胸の前であわせる。
右の第2指と左の第2指、といった具合で。

6)目を閉じ30秒から1分間楽に呼吸する。

ブレインジムを考案したポールデニッソンによると、フックアップをすると、私たちは体の中心、核となる姿勢筋と生命維持に不可欠な臓器に注意を集中させることになり、また上あごに舌をつけることで中脳と脳幹をつなぐなどし、これにより、脳は整然とした状態になり、今起こっていることを考え、気づくことができ、前頭葉を活用することができるようにあるとのことです。

やり方の写真が掲載しているサイトを見つけましたので参考に。
こちら

無事であったものたちは、何もできないと思うよりもまずは自分のこころを整え氣力を蓄えることをしてはどうでしょうか。
そうすることにより、これからますます増えるであろうサポートを求める人たちへ備える第一歩になるのではないでしょうか。
いてもたってもいられないときは、小さなことでも気がついたことをやってみる。
まわりの人に思いやりの言葉をかけることからでも。

2011/03/02

旅をする木

「旅をする木」

この本を知ってから、実際に手にするまで、果たして約1年ほどの時間が経ってしまった。

まだ読んでないです。


昨年末に ”神戸の” Kさんが(私のブログにはあらゆるKさんが登場しているが全部別人ですから^^)、「お正月にでも読んでくださいまし」と送ってくれた本が、「アラスカの詩 めぐる季節の物語」だったのですが、なんか手が伸びずに、最近まで手つかず状態でした。

ここにきて急に読みたくなって本を開いてみると、星野道夫の言葉が雪解け水のようにしゃっきりひんやり心を洗ってくれるようでした。

「なんじゃあこりゃあ!」とこの方の世界観にビックリしたので、まだこちらを読み終えていないのに「旅をする木」もゲッツしてしまいました。

「旅をする木」は昨年屋久島に行ったときにガイドしてくれた加地さんが好
きな本ということで、機会があったら読んでみよ〜と思って時が経ったわけです。

こんな風な心の変化は一見、アラスカに引っ張られているような感じですが(星野道夫の本はアラスカのことが書いてあるので)、実際は屋久島に引っ張られているようです。

なぜなら、今日おやつを買おうとコンビニ風のしゃれた洋菓子なんかを売っている店をウロウロしていたら、なんと!「げたんは」を発見したからです。

「げたんは」は、「旅をする木」をオススメしてくれた加地さんがくれたおやつで、あまりの素朴な美味におみやげに買って帰ったものでした。
鹿児島地方の伝統的なお菓子ということで、あっちではスーパーなどで気軽に手に入りましたが、東京ではげたんはを置いているところはなく、今日に至っては、げたんはのことなんて忘れかけていました。

が、おしゃれな洋菓子を物色していたときにふいにげたんはを発見し即買い。「なんで、げたんは置いてたんやろか〜」と思いつつ、こりゃ屋久島がオイラを呼んでるぜ、とか思っちゃったり。

また行っちゃおうかねぇ。この時期。

2011/03/01

もしタンジーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

読まねーな。
以前のボーイフレンドが自分が読み終わったドラッカーを「タンジーも読みな」といつもくれた(強制的に)ので、何気にドラッカーはシリーズ全巻持ってましたが、結局読まずに捨ててしまいました。

・・・文字が小さかったし。マネジメントとか興味ないし。。。(ブツブツ)

でも、ドラッカーにまるで興味がないわけではなく、大体読まなくても、読み終わった彼が簡略化して話してくれたりしたので、もしかしたら潜在意識に既にドラッカー魂が刻まれているかもやもしれぬ・・・。
本人は読んでないからそれがドラッカー魂とは気づいていないだけで・・・。


とはいえ、空前の大ブーム「もしドラ」はちょっと興味ありで、本屋に行くたびに手に取ろうかと毎回思っていましたが、「手に取ったら負けだ!」と思い、今日に至ります。
そんな私でも「もしドラ」を楽しめる日がまもなく!
なんと、NHKでアニメ化されるのです〜。どんな感じなのかはわかりませんが、私なんぞはアニメの方がかえって良いです。
アニメで、私の中の眠れるドラッカー魂を確認することにします。

ドラッカードラッカー言ってますが、リーダーを目指す方に私はドラッカーよりも、韓国ドラマ「朱蒙(チュモン)」をオススメします。

チャングム、イ・サンとここにきて全部最終回を迎えてしまいましたが、まだ朱蒙だけはかろうじて民放でやっている。私の楽しみ・・・。

朱蒙は少し古い、といってもチャングムよりは後ですが、結構以前に放送されていた韓国歴史ドラマで、高句麗を立国した朱蒙大将の話です。

最初はのらりくらりと宮中で過ごしていた朱蒙ですが、実の父が叶えられなかった夢を叶えるべく、何もないところからがんばるわけです。

朱蒙の人柄から仲間がどんどん増えていくのですが、朱蒙のリーダーシップといったら、すばらしいことこの上なし。下々のものにも公平に温かく接するし、みなを尊重しながらまとめていきつつも、みんながワヤワヤもめそうになるとリーダーとしてビシっと決めてくれるし。
強いし、意思決定能力あるし、頭切れるしで。ちなみにドラマだからか、顔もいいしね。
惚れるね。


一方、敵対するプヨ国の王や第一王子は、怒りっぽくて何かっつーと茶碗割ったり、料理をひっくり返してみたりと怒りで我を忘れがち。こりゃ完全捻れ体癖の一族だね、と思ってしまいます。そして怒りに任せてとりあえず戦ったりするので戦略が甘くて浅薄さが目立ち、部下を物のように扱うときたもんだ。
朱蒙と対照的。
朱蒙は9種の前後型かな、とか思いつつ。

王様といえば、イ・サンもそれなりのリーダー像を描いていましたが、ちょっと変わった王だったので、やっぱり男気と色気がムンムンの朱蒙の方が良いと思います。セクスィー大将ですな。

最初の方は何の話なのかわからなくてただ漫然と見ていましたが、「この国を高句麗と名付けようと思います」なんつー話になって、やっと「え?その時代?」と気づいた次第です。

リーダーたるもの、そしてこれからリーダーを目指すものは、まず朱蒙を見よ。

「もしドラ」よりも「もしチュモ」です!
「もしタンジーが韓国ドラマ朱蒙を見たら」、ですよ!(・・・単なる日常の一コマだな)