2013/02/02

意味あること



「こんなことして、いったい何の意味があるんだろうか」

などという疑問が沸き上がることがある。

「もっと意味のあることをやりたいんです!」とか。

前回の話題と続いた感じがありますが、でも今回はそういう哲学的な、空(くう)的なことではなくて、もっと現実的な面でよく使われる「意味がある」ってことについて。「意味がある」ってどういうことでしょうか。

私は「意味があるか、ないか」に何かとこだわってきた方のタイプですが、ここにきてふいに、「意味ないって思うのって、自分の世界が狭いだけなのかも」と思うに至りました。・・・これが俗にいう、若かったってやつ?

もう少し別の言い方にしてみれば、「意味がない」と感じるのって、結局自分の頭の中での論理展開で落ち着く結論を見いだせない、ということなんじゃないかっていうことです。俗っぽくシンプルに言うなら、「浅い」とか?(笑)
「とあること」に意味を見いだせるだけの考え方のバリエーションがないってことというか。

究極的にいうなら、どんなことにも意味があるわけですから(逆に言ったら、どんなことにも取り立てた意味はない)、そういう風に考えられない人が、「こんなことをしていったい何の意味があるのか」とぷんぷん起こったり、無気力になったりするのかもしれません。
仕事などでも、意味ないことをやらされていると感じることもあるかもしれませんが、意味があるかないかというよりも、もしかしたら、よりダイレクトに効果的か効果的でないか、というようなことを感じているのかもしれません。

「意味があること」を探し求めてきたけれど、またもや青い鳥は肩にとまってた的な結末に。

だから、「意味があること」を探すことはやめて、「やりたいこと」を素直にやるのがよかろう、ということかもしれぬ。
また、意味がないと思うことにぶち当たっても、自分の論理展開の幅の狭さのせいなのだと思えば、理解の助けにはなるかもしれぬ。
ということでしょうかね。

意味を見いだせるか否かは自分次第。無意味さや不毛さを嘆くのはすぐにやめて、早速見聞を広めよう、ということですかね。


何度も言ってるかもしれませんが、また思いました。