2010/12/26

時には自分を甘やかそう


以前にもお話したかと思いますが、私はドSによく間違われますけれど、実際はドMです。

そんな私の苦労話をこのブログで読んでいるからなのか、最近お客様のお話を聞いていると「ドMか!」とツッコミたくなるような、たくましい修練をなさっている方がよくおられます。

実際にドMであれば、私がここに書いているようなM気味の特訓、「ラッキーなことに傷口ができたので試しに塩を塗ってみたら実際痛かったッス!すごいすごーい♪キャハ♡」みたいなことをやってみてもよろしいかと思いますが、普通の人はつらいだけなので、オススメしません。


「ビギナーは無理をしやすいので、体をいためやすい」とヨガのインストラクターもよく言いますが、こういう精神鍛錬にも同じことが言えるかと思います。

「つらくなったら休んで結構です。ご自分のペースでやってくださいね。」とインストラクターは言ってくれますが、確かにビギナーほど、「つらいけど、自分だけ休んでいいのかな」とか「多少耐えないと進歩しない」とか考えて、結果休み所を逃し、逆に倒れそうになったり、その後ずっと休むことになったりすることがあります。

なので、ある程度「耐えた」と思ったら、無理せず休む、これが大事です。

つらい・・・と思ったら、休む。

復活したらまたトライする。

って感じでいいんです。筋トレです。そうやって鍛えられていくんです。

頑張れない自分、この程度で弱音なんて吐いて!と、何かと頑張りすぎている方が多いようにも感じましたので、アドバイスさせていただきました。筋肉がついていくには、時間が必要です。ジワジワ気長にやりましょう。


ドMの道も休み休みです。

幸いなのは、私はドMですが、それ以前にかなりの軟弱者である、という点かもしれません。割とすぐに「無理」と思うので、あっさり脱落します。

脱落を繰り返しながら、自分のできる範囲で地味にやっている、そんなところです。

自分を律しすぎると疲れて全てが嫌になってしまいますので、時には「どーでもえーわい」と甘やかしてあげましょう。
甘やかしてあげられるのも自分だけですから。

ということで、みなさん無理せずに。ほどほどに。

2010/12/25

都合よく忘れる



ジングルベ〜ル ジングルベ〜ル ♪

・・・

・・・別にクリスマスとかやってませんけど。


昨日、特にイブだからといって、これといった予定もなかったので、ヨガをしにいってみました。

というか、うっかりすると「クリスマスイブ」とかそういうことを忘れてしまいがちで、「今日はヤケにカップルが多いな・・・」などと思っていると、イブなのでした。

ヨガクラスもイブのせいかいつもより人数が少なく、そこでも、「イブか・・・」と思い出すことができました。

ヨガが終わり、楽しみにしていた「聖おにいさん」を買いに本屋へ行くことにしました。

本屋に行くときにケーキ屋の前を通るのですが、いつもはガラりーんとしているのに、昨日は行列・・・。しかも、カップルの行列。

いや〜、今日はなんでこんなにケーキ屋混んでるんだろ・・・

・・・ってイブか!

とまた一人ツッコミしつつ、古武術の技を使いその人混みをすり抜け、一目散に本屋へ行き、まんがを片手に、帰りました。


・・・

思い起こせば・・・、
「30日間で理想のパートナーを見つける法」を読み終わって、約150日あまり・・・。

読者のみなさまも気になっていたでしょうが、特に変わりなく過ごしております。オホホホホ〜!

こんな生活ぶりでいいのだろうか。

・・・否、いいのだ。良しとしましょう!

メリークリスマス♪


2010/12/19

クリスマス

いや〜、もうすぐクリスマスですね。

・・・

クリスマスだからって何があるわけでもないんですが。
あ、聖おにいさんが発売だ。一応イベントありました。

それはさておき、特にこれといったイベントはないにも関わらず、クリスマス向けにリースを作ったり、トピアリーを作ったりしてみました。

以前からフレッシュフラワーを使ったアレンジメントをやってみたいな〜と思っていたのもあり、フラワーアレンジメントレッスンに2回ほど参加してみたところ、時期的に両方ともクリスマス系のものでした。


1つはリース。
結構な重労働。しかも、花はなく、基本、スギやもみの木をワシャワシャと木枠に巻いていくという・・・繊細さのかけらもない作業でした。
リースといえば、飾り付けが重要ですが、いざやろうとしてみると、なかなか難しく、というか、私がノープランすぎたので、なんか子どもように好きなものや気になったものを全部つけていったら、おもちゃ箱のような作品になりました。
作っているときも、飾っているときも、樅やスギの甘くスッキリした香りが部屋中に漂ってとっても癒されます。
クリスマスってこんなにスッキリした香りを漂わせながら迎えるものだったのね〜、と偽物のツリーしか飾ったことのない私はいたく感動しました。



2つめはトピアリー。
トピアリーは以前プリザーブドでグリーンのトピアリーを作ったことがあったので、ああいう丸いものがくっついた木のことをいうのだと思っていたら、「刈り込む」という意味らしく、刈り込んで形を作ったように作るものをトピアリーというそうでした。
アレンジメントでは実際に刈り込んでいくのではなく、「刈り込んで作ったように」見せますが、例えばディズニーランドなどにある動物の形に刈り込まれた木があると思いますが、ああいうのがトピアリーだそうです。

で、今回はツリー型のトピアリーということで、今年のトピアリーのテーマは「ゴシック風」「ヨーロピアン風」だかなんだかだったので、花器や使うお花たちも少しそのような雰囲気のもの。。。になっておりました。

リースに比べれば花や実のようなものも使ったので、こちらの方はやや繊細でした。
でも、思ったのが、「フラワーアレンジメント=繊細な作業」というのがそもそも間違いで、先生の作業を細かく観察していると、「ハイ、ここに」とグイグイ、ガシガシ、花をねじ込んで挿していくので、優しい感じでやっていたのではダメなんだな!と勉強になりました。
グイグイ大胆に行かないと!そして決断力も問われます。

これも作ってるときに、スギやヒバ、コニファーなのかな?の香りがとってもスッキリした気分にしてくれました。今家に飾ってますが、プーンとヒバやスギの香りがして、浄化されるゼー・・・って感じです。
かつては、冬の風邪を防ぐために、このような木々の葉を使ってリースやアレンジを作ったりしてたのでしょうかね〜。

しかし、プリザーブドのときもそうでしたが、同じ素材で同じものを作っても、個性や性格が如実に現われてしまうのがおそろしいところ。



このトピアリーも、自分で見ても自分そっくりで、作っている途中からおかしくなってきて、クスクス笑っていたら、一緒に参加してた方が「なぜ笑っているんです
か?」というので、「自分と同じでワシャワシャになっているから」と言ったら、「えー!そんなことないですよ〜。ステキです〜」と励ましてくれました。

でも、その方の作ったトピアリーは、まるでおとぎの国のトピアリーかと思うかわいく繊細な仕上がりで、自分も本当はそのように仕上げるはずだったのに・・・と、ふと自分のトピアリーに目を移すと、「モモ」の挿絵のモモの頭のようなワシャワシャ感。

カワイイんですけど・・・。
カワイさと、エレガントさとを合わせ持ち、オモローが見え隠れする・・・そんなトピアリーとなりました。

来年はもっとフラワーアレンジメントをやってみようかな〜と思っています。たのぴー。

2010/12/12

むしろ、肉まんになれ!


最近、ヨガスタジオにはドロップインというサービスがあることがわかり、気が向いたときには運動不足と肥満解消のためにヨガに参加しています。

そんなおり、初めて参加したビギナーズ向けのヨガで出会ったインストラクターの発言に度肝を抜かれました。

大体、クラスが始まるとインストラクターの軽い挨拶や小話みたいなものがあるのですが、そこで、そのインストラクターが、

「今日は自分がふっくらした肉まんだと意識してやってみてください!」

と・・・。



人はその潜在意識にあるものを自ずから呼び寄せるという・・・。



「ふっくらした肉まんになれ」とは・・・。

あれから早1ヶ月。肉まんあっため器を使っても、1度たりとも満足のいくふっくら肉まんに仕上げられていない私へのメッセージなのだろうか。
いつだって適当にあっためている母が、オールウェイズふっくら肉まんなのに対し、私は適当にやってみても、きちんとやってみても、中途半端にパサついた肉まんにしか仕上げられないことへの悔しさと嫉妬心を手放せないでいるために、このインストラクターを引き寄せたのだろうか。

そんなことで、ギクリとしている私に気づくわけなく、インストラクターは早速レッスンスタート!

ビギナー向けの簡単なポーズから教えてくれているのですが、要所要所で・・・、

「はい!ふっくらした肉まんだと思って!残念な肉まんになっていませんか?ふっくらです!ふっくらさせて!ふっくらをキープしたまま・・・」

・・・残念な肉まん・・・

このあたしがいつも作ってしまうのは、そう、残念な肉まんに他ならない。

ふっくらをキープ・・・

キープできるもんなら、こっちだってやりたいワ!(マツコ風)

そんなモンモンとした気持ちを抱えつつ、またとあるポーズをとったとき。そう、それは手のひらを上向きにするポーズ。

「はい!手のひらを上にして!そうです!肉まんいかがですか?って感じで〜!」

・・・ここでもっ!

肉まんいかがですか〜・・・

ふっくら肉まんいかがですか〜・・・

・・・でも、どうせ私の手の上にあるのは、中途半端にパサついた肉まん・・・


・・・と、私が悲しい気持ちになりかけると、それを見抜いてか、インストラクターは、「残念な肉まんにならないように〜。ふっくらした肉まんに。内側からふっくらした・・・」

ええ。ええ。私の肉まんはふっくらしてませんとも。

結局、最後の最後まで、私たちをふっくらした肉まんに例えたインストラクター。

いいんですけど。個人的な問題なので。

でも、確かに自分がふっくらした肉まんだとイメージすると、自分のエネルギーが柔らかくふんわりしたいい感じになるのはわかりました。

実際の肉まんは、パッサパサにしかできないけど、せめて自分だけでも・・・。ふっくらした肉まんに・・・なれたらいいな・・・。

(哀愁)

2010/12/08

野生の証明 2


私の休日といえば、そのへんのおやじに負けないぐらいのゴロゴロ度合いですが、もともと家でじっっっとしているのが好きなので、問題ありません。

ただ、家にいるとき、必ずと言ってよいほど、夕方の4時〜5時の間に昼寝に入ります。そして大体6時半頃に起きます。
ちょい寝ですね。

ちょうど日が暮れ始める頃、何をしてても急に「寝よ」と思うのです。外出していたり、人と会っていると、急に寝ることはできませんが、そのあたりの時間になるとだるくなってきます。

赤ちゃん子育て中の人にその話をしたら、「赤ちゃんとおんなじや!」と言われました。赤ちゃんもそのぐらいの日の暮れかけにグズるそうです。私は大人なので、グズりはしませんが、せいぜい「だるいだるい」「急に風邪ひいたかもしれない」と言い触れまわったり、あるいは突然ふとんに入って「寝る」だけです。
母なんぞは、さっきまで一緒におしゃべりしてたのが急に静かになったかと思うとふとんに入って寝ていてビックリした、と毎度言っています。

変な癖、あるいは、休みの日の趣味のようなものかな、と思っていましたが、先日母が不眠症の特集かなにかをTVで見ていたところ、「人間は体温が高くなると眠くなり(あるいは、眠くなると高くなるのかもしれませんが)、朝起きてから体温が急に上昇するのが日が暮れてくる夕方4時〜5時」と言っていたそうです。

おそらく、メラトニンの発生と関係しているのではないかと睨んでいますが、それにしても、ちょうど4時〜5時でした。

なんだか熱くなってきた・・・寝よ。

と思っていたわけではなく、ただ、「寝たい」と思って寝てただけですが、体の変化に敏感に反応していた・・・もっと言ったら、何らかの時間の動きに反応しているらしい・・・。もはや、詳細不明。

そういや、この時間、寝ることができず外にいるときに、妙に熱さを感じるときがあったのを思い出しました。その時は、「早くもプチ更年期障害(ホテリ)が来たか・・・」と思っていましたが、これだったんですね。ちょっと安心しました。

夕方のチョイ寝はオススメです。
まー、そんなに器用に急に寝れないかもしれませんが(^^


2010/12/05

キウィおこぼれ留学記


「かもめ食堂」の原作を読んでみようかな〜と検索していたら、関連で小林聡美の著作がいくつか出て来ました。

私はもともと小林聡美の本が好きで、以前は新刊が出るとすぐに買って読んでいました。とはいえ、作家さんではなく女優さんなので、定期的に本が出るというわけでもなく、いつでるかわからなかったので、気にしていないと気づかないという感じで、最近はすっかり忘れていました。

最後に読んだのは「ワタシは最高にツイている

だったかと思います。
セドナに行く時に持っていったような・・・。

で、しばらくぶりに小林聡美の本か〜と思い、見ていると、別に新刊じゃないですが、ニュージーランドに留学したときの本があるのを発見!

ニュージーランドといえば、私がそろそろ行こうかな・・・と思う国ランキング1位の国。

キウィおこぼれ留学記 」はすでに文庫にもなっているようで安かったので、久々に聡美ワールドに触れてみることに。

小林聡美の本を読んだことがある方なら既にお気づきかもしれないが、親戚か!と思うほど、語り口が私と似ています。

別に私が意識して似せているわけではないですが、この「キウィおこぼれ留学記 」もまるで自分が書いているかのような読みやすいリズムでした。(自画自賛しているというわけではない)

そして、おもしろい。

小林聡美の本といえば、読んでいて爆笑してしまうことがあったりするが、この本も当たりの方と言えるでしょう。

神戸からフェイシャルを受けにきてくれたKさんにレンタルしましたが、「笑ってしまうので電車では読めない」と連絡が。
そうですね。私も電車で読んで笑いをこらえるのが大変でした。

また、ニュージーランドに滞在したことがあるKさんによると、ニュージーランドの様子もきちんと描かれているという。

ニュージーランドに興味があり、笑いたい方は今年の年末年始のお楽しみにいかがでしょう。

ちなみに「アロハ魂」という本も買ったのですが、こちらは私的にはオモシロ度はキウィの方には劣りますが、ハワイ島についてとてもよく描かれていて、私が訪れたところもほとんど書いてあります。「そうそう!そうだよね〜」という感じでハワイ島の雰囲気を感じられる一冊ですので、ハワイ島に興味のある方にはオススメです(^^





2010/12/02

ユキちゃん


先日クリアサイトの通訳Kちゃんがアドバンスヒーリングコースの実習に遊びにおいでよ〜というので、行ってきました。

帰りにお茶しよう、ということで、てくてくとファミレスのジョナサンの方に歩いていくと、「桜ヶ丘カフェって知ってる?」とKちゃん。

「知ってるよ」

というと、

「あそこヤギ飼い始めてさー、超かわいいんだよ〜。」

と。

「へぇ」

と答えたものの、ヤギに一切興味がない、むしろ、ヤギ好きじゃないし。ぐらいの私は、そんな彼女の桜ヶ丘カフェへの軽い誘いをサラリと無視し、ジョナサンへ。

翌月、Kちゃんに本を借りる用事もあったので、また実習に遊びに行き、帰りにお茶をしに。

先月のことを全く覚えていないかのようにKちゃんが、「桜ヶ丘カフェって知ってる?」と言ってくるので、「知ってるよ」と言うと、「ヤギ飼ってるんだよ。かわいいの〜。」と同じパターンに。

「すでに先月聞いた」

と言ったところ、「見に行こうよ〜」というので、しぶしぶ着いていくと、ヤギは小屋で寝ていた。

「寝ていて見れないね〜」と残念そうなKちゃん。

なんとなく不憫だったので「桜ヶ丘カフェでもいいよ」と告げ、そこでお茶しました。

カフェから出て帰るときに、Kちゃんがレジで何かやっていると思ったら、店員にヤギのエサを頼んでいた模様。

そう、このカフェでは頼めばヤギにエサをやることが可能。

(・・・そんなにヤギが好きなんだ)

と思いつつ、自分はヤギがむしろ嫌いぐらいの感じだったので、そっと横で見守っていると、Kちゃんがおもむろに、「はい。あなたの分」と私の手にヤギのえさ(草)をぎゅっとつかませました。

「え・・・(いらないし。つーか、ヤギやだし。)」

「え」の一言でその後に続いた私の心の声をKちゃんが察するわけなく、Kちゃんはヤギたちに(2匹いる)「ごはんだよ〜」と草を見せていました。

すると、ヤギたちは「ハッ!」と顔をあげたかと思うと、ものすごい勢いで小屋から出て来て、檻から顔を突き出して「メェ〜(エサくれ)」と。

Kちゃんは大喜びで、黒ヤギことショコラちゃんにエサをあげ始めました。

仕方がないので、物欲しげなもう1匹のヤギ、白ヤギのサクラの方に私も草をやってみると・・・

ハムっハムっハム・・・ムニュ

ほれ、もう1本(草だよ)

ハムっハムっハムっハムっ・・・ムニュ

※最後の「ムニュ」は、サクラの唇が私の手に触れる、、、というか間違って手まで食べられそうになっている音です。

・・・(ほれ)→心の声。

ハムっハムっムニュ

・・・


かわいい〜ん!

気づいたときには、無我夢中で白ヤギの頭をなでていました。

「ユキちゃん!」と心で叫び、草を一心不乱に与えました。
最終的には、ユキちゃんが食べてる途中で落とした草を拾ってまで、また与えたりして、草が全部なくなると、非常に寂しいキモチになりました。

またユキちゃんにエサをやりたい・・・

そんな風に思いながら帰る坂道、Kちゃんに「意外とかわいかった」と告げ、「あれは、サクラというより、ユキちゃんだね」というと、「ハイジのユキちゃんね。スイスなのにユキちゃん。日本の名前だよね(笑)」というので、本当は宮崎駿が勝手につけちゃったとかそんなエピソードをうっすら知っていたのに、

「きっと、フィンランドとかあっちの方ではミカ・ハッキネンとかユキとかいるじゃん。だから、スイスと言えども、遠い北欧への憧れを込めて、ユキちゃんって名付けたんだよ」

とユキちゃんのかわいさが私にウソをつかせてしまいました。

だが・・・、

どっちにしろ、おかしいだろ。

あー。ユキちゃんホントかわいかったな〜。都会のただ中であんな癒しに出会えるなんて。

桜ヶ丘カフェに行った時は是非エサあげてみてください。
食べ過ぎで小太りになっちゃってますけど。(ヤギが)