先日クリアサイトの通訳Kちゃんがアドバンスヒーリングコースの実習に遊びにおいでよ〜というので、行ってきました。
帰りにお茶しよう、ということで、てくてくとファミレスのジョナサンの方に歩いていくと、「桜ヶ丘カフェって知ってる?」とKちゃん。
「知ってるよ」
というと、
「あそこヤギ飼い始めてさー、超かわいいんだよ〜。」
と。
「へぇ」
と答えたものの、ヤギに一切興味がない、むしろ、ヤギ好きじゃないし。ぐらいの私は、そんな彼女の桜ヶ丘カフェへの軽い誘いをサラリと無視し、ジョナサンへ。
翌月、Kちゃんに本を借りる用事もあったので、また実習に遊びに行き、帰りにお茶をしに。
先月のことを全く覚えていないかのようにKちゃんが、「桜ヶ丘カフェって知ってる?」と言ってくるので、「知ってるよ」と言うと、「ヤギ飼ってるんだよ。かわいいの〜。」と同じパターンに。
「すでに先月聞いた」
と言ったところ、「見に行こうよ〜」というので、しぶしぶ着いていくと、ヤギは小屋で寝ていた。
「寝ていて見れないね〜」と残念そうなKちゃん。
なんとなく不憫だったので「桜ヶ丘カフェでもいいよ」と告げ、そこでお茶しました。
カフェから出て帰るときに、Kちゃんがレジで何かやっていると思ったら、店員にヤギのエサを頼んでいた模様。
そう、このカフェでは頼めばヤギにエサをやることが可能。
(・・・そんなにヤギが好きなんだ)
と思いつつ、自分はヤギがむしろ嫌いぐらいの感じだったので、そっと横で見守っていると、Kちゃんがおもむろに、「はい。あなたの分」と私の手にヤギのえさ(草)をぎゅっとつかませました。
「え・・・(いらないし。つーか、ヤギやだし。)」
「え」の一言でその後に続いた私の心の声をKちゃんが察するわけなく、Kちゃんはヤギたちに(2匹いる)「ごはんだよ〜」と草を見せていました。
すると、ヤギたちは「ハッ!」と顔をあげたかと思うと、ものすごい勢いで小屋から出て来て、檻から顔を突き出して「メェ〜(エサくれ)」と。
Kちゃんは大喜びで、黒ヤギことショコラちゃんにエサをあげ始めました。
仕方がないので、物欲しげなもう1匹のヤギ、白ヤギのサクラの方に私も草をやってみると・・・
ハムっハムっハム・・・ムニュ
ほれ、もう1本(草だよ)
ハムっハムっハムっハムっ・・・ムニュ
※最後の「ムニュ」は、サクラの唇が私の手に触れる、、、というか間違って手まで食べられそうになっている音です。
・・・(ほれ)→心の声。
ハムっハムっムニュ
・・・
かわいい〜ん!
気づいたときには、無我夢中で白ヤギの頭をなでていました。
「ユキちゃん!」と心で叫び、草を一心不乱に与えました。
最終的には、ユキちゃんが食べてる途中で落とした草を拾ってまで、また与えたりして、草が全部なくなると、非常に寂しいキモチになりました。
またユキちゃんにエサをやりたい・・・
そんな風に思いながら帰る坂道、Kちゃんに「意外とかわいかった」と告げ、「あれは、サクラというより、ユキちゃんだね」というと、「ハイジのユキちゃんね。スイスなのにユキちゃん。日本の名前だよね(笑)」というので、本当は宮崎駿が勝手につけちゃったとかそんなエピソードをうっすら知っていたのに、
「きっと、フィンランドとかあっちの方ではミカ・ハッキネンとかユキとかいるじゃん。だから、スイスと言えども、遠い北欧への憧れを込めて、ユキちゃんって名付けたんだよ」
とユキちゃんのかわいさが私にウソをつかせてしまいました。
だが・・・、
どっちにしろ、おかしいだろ。
あー。ユキちゃんホントかわいかったな〜。都会のただ中であんな癒しに出会えるなんて。
桜ヶ丘カフェに行った時は是非エサあげてみてください。
食べ過ぎで小太りになっちゃってますけど。(ヤギが)
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