2010/11/12

脳からさらに・・・


脳について書いていて、ふと思ったのですが、脳が社長だとすると、「オーナー」という存在がいることになります。

多くの企業では社長=オーナーという感じですが、実際はイコールでなくてもいいわけです。社長だとわかりにくければ、店長とオーナーとして考えるとしっくりくるかもしれません。

成長した企業だと、社長を左右する存在として、「株主」というものが出て来たりしますが、これはオーナーとは異なり、身体でいうところの、「自分の外側」ということになるでしょう。

株主が出て来た場合、株主・・・特に影響力の強い大株主の意見に企業が左右されてしまうことがありますが、これは自分以外の影響力の強い人だったり物だったり信念だったりに自分を渡してしまうことに似ているかもしれません。
自分で決めないで誰かが代わりに決めちゃってそれに従うって感じですね。

そうすると、段々社長も不満が溜まってきて、その企業を営むことが苦痛になったり、つまらなくなったりすることもあるのではないでしょうか。(そんなこと口が避けても言わないでしょうけど)

そういう状態が、私たちでいうところの、毎日がつまらないとか、自分の人生じゃない気がするとか、そういう感覚なのかもしれません。言うなりはよくありませんが、かといって、はねのけるのも発展的ではない感じがします。やはり、お互いの意見を尊重しつつ、新しいものを創り上げるというのが理想的ですよね。社長がんばれ!

オーナーの話に戻りますが、そうなるとオーナーというのは、魂ということになるでしょうか。オーナーの意志に従って社長に会社を運営していって欲しいと思ってますが、オーナーと社長の関係があんまりよくないと、そうもいかない。
するとオーナーは、強い態度に出て社長の制御がきかないところで、方針変更をしてしまったり、社長以外の従業員をオーナー派にすることで企業に不協和音を起こすかもしれません。
オーナーと社長のコミュニケーションは重要だと言えるでしょう。

一方、このオーナーは資金は豊富なのかもしれないので、もしかしたらこの会社がダメになってもまた次作ればいいや、という節もあると思われ。
あるいは、潰れても潰れなくてもあまり気にしてない可能性もあり、ある程度社長の自由にさせていることもあるかもしれません。

この「オーナー」の意識に近づくというのが、私たちのいう覚醒意識ということなのかなぁと思いました。

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