2017/08/08

「感じる力」を復活させよう

みなさん、こんにちは!

今日は、「感じる力」を復活させるためのレッスンをしたいと思います。

「感じる力」は、日々の暮らしにエネルギー的な観点を取り入れていくための基本となるものです。

私たちの普段の生活では、「感じる」ことよりも、「考える」ことを重視していることが多いですよね。


特に組織内で働いている人たちは、「直観で決めました」なんていう理由が許されることは少なく、論理的に、数値的に説明することが求められ、それはつまり「感じる」ことを脇において、「考える」ことを優先させている状態です。

また、自分自身は普段の生活で、そこまで「考える」を優先させていなかったとしても、「考える」を優先している人が身近にいたり、そういう人と話したりすると、「そう感じたから」という理由だけで話していると、バカにされてしまうることもあるかもしれません。そうすると、感じていることを素直に表現することに臆病になってしまうことがあります。
小さい頃に、両親との関係でそういうことがあった人もいるのではないでしょうか。

「考える」ことを優先し、「感じる」ことを無視するような状態で長く過ごしていると、そのうち自分がどう感じているのか、いえ、それでだけでなく、「どうすれば、自分が何を感じているとわかるのか」さえ、わからなくなって(忘れて)しまうことがあります。



そんなわけないよ〜、というあなた。


もうなってるかもしれません。
たとえば、自分のからだが、今、本当は何をしてほしいのか、わかりますか?


「えっと、今はお昼すぎだから、お昼ごはんを食べたいんだな」


というのは、あなたが「考えた」ことであり、からだが求めていることを感じたわけではないのかもしれません。

どうですか。感じる力は、まだそこにあるでしょうか。


今の状態がどうであれ、大丈夫です。


今回は、感じる力を復活させるエクササイズをご紹介しますので、徐々に「感じる」を普段の生活に取り入れて行きましょう。



感じる力を取り戻すエクササイズ (1)


これは以前にもご紹介した瞑想のアレンジ版です。
(→以前にご紹介した瞑想は「いつも、なんとなく一日が終わってしまっていませんか」をご覧ください)


一日の終わりや、頭が回転しすぎて落ち着かないときなどにもオススメです。


感じる瞑想 〜自分のからだのエネルギーを感じてみよう〜




楽な姿勢で座って、そっと目を閉じます。

普通に鼻から呼吸を続け、からだをリラックスさせていきましょう。

そして、意識を自分のからだの近くにある空気に向けます。

からだに触れている空気の部分からたどっていくと感じやすいかもしれません。

ゆらゆらしている、もわもわしているなど、ただからだと触れ合うそのエネルギーを感じます。

からだの周りの空気を十分感じられたら、今度は、

からだの部位ごとに、その周りにあるエネルギーがどんな感じがするか違いを感じてみましょう。

ふくらはぎの周りはどんな感じですか。

重い感じ? 軽い感じ? 熱い? あるいは、ひんやりする、など、
言葉に変えなくてもいいので、ただその感覚に意識を向けてみましょう。

また、重い、軽い、熱いなどの状態を感じるのは、
ふくらはぎのすぐ近くにあるエネルギーですか?

それとも、ふくらはぎよりも、30cmぐらい離れたところにあるエネルギーですか?

あるいは、1〜2m、それ以上離れたところにあるエネルギーでしょうか。

探ってみましょう。


次に、ふとももの周りはどんな感じですか。

同じように感じてみましょう。

腰の周りはどうですか。

お腹、みぞおちはどうでしょうか。

手、腕は?

肩、首はどうでしょうか。

頭はどうですか。

からだ全体の中で、何か気になる、妙に頭に浮かぶ場所はありますか。

あれば、その場所のエネルギーに意識を向けてみましょう。
どんな感じがするでしょうか。


十分味わったら、1、2度大きく深呼吸をして、手首をブラブラふり、足指をグーパーと動かして、体にしっかりと感覚を戻してから、ゆっくり目を開けます。
まだ、からだの感覚がぼんやりする、意識がぼーっとしているという場合は、下腹を2、3回叩いてそして下腹にどっしりとエネルギーを据え、安定させましょう。



次回は、感じる力を復活させるエクササイズ(2)をご紹介します。

ではまた次回!

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