2016/05/28

「変化」の体験が自分を強くする

みなさん、こんにちは。

チビチビでもトレーニングを続けていると、最初は1回もできなかった動きができるようになったり、そうしているうちにボディラインが変わってきたり、さまざまな変化を体験しますよね。

私はライザッパー(ライザップにコミットするみたいにストイックにがんぱる人たちのこと。私が勝手に作りました 笑)みたいに真剣にやったわけではなく、なんせダイエット目的ではなく、どちらかというと老化防止が目的だったため、やったりやらなかったり、マイペースにサーキットトレーニングやヨガ、ピラティスを続けていましたが、それでもそれなりに体は変化しました。体重は減りませんけど笑。
階段もリズミカルに駆け下りられるようになりましたし、柔軟性も増したし、ヨガのときに前よりも脚が上に上がるようになったし、いろいろ変わりました。
キャシーのピラティスをやってからは、さらに筋肉もついて、二の腕やハムストリング、ヒップ、腹筋も変化してきています。

最近、得体の知れない”自信のようなもの”が私の中に芽生えてきているのですが、それは、体のラインが変わってカッコ良くなったからとか、運動して何らかのホルモンが分泌されてテンションが常時ハイだから、というだけではない、と感じるんです。
なぜなら、こうした”自信のような感覚”はこれまでにも、何回か芽生えていたような気がしたからです。

何かな〜と思いを巡らすと、

何かをやったら、変化した

という体験が、この感覚を芽生えさせているのかもしれないと思いました。
要するに参加型の学習体験に近いと思うのですが、自分が何かしたことによる反応を何度もインプットすることにより、「自分は○○の状況を変えることができるのだ」という確信が芽生え、それが精神状態を安定させるのではないかと思います。
トレーニングしたら筋肉がついた、という目でわかる物理的なからだの変化は、とてもわかりやすく行動とその結果の関係をつなぎあわせてくれ、確信が芽生えやすい一例といえますね。
スピリチュアルなエネルギーワークは、物理的な作用が見えにくいのでなかなか確信につながりにくいですが、同じように、あれをやったらこう変化した、というのがハッキリ現れることもあり、そういう場合はからだの変化のときと同じような感覚を得られます。しかし、それでもわかりづらいので、運動による確信を得る方が自分に自信をつけたいときは手っ取り早いと思います。

心理学では、自信をつけるためには、「多くの成功体験を積ませること」が一つの方法として良く挙げられます。成功体験は大きなものでなくてもよくて、小さなものでも良いので、とにかく「できた」という自己効力感を持てるような体験を多くさせます。

「成功体験」というと、何かがうまくいったことだけを指すように思いましたが、自己効力感なので、先に書いたように「自分は○○の状況を変えることができるのだ」という確信を得る体験も、言わば小さな成功体験なのかもしれませんね。

「自分は変われる」とか「自分は状況を変えることができる」という言葉にすると、大それたことのように見えてしまいますが、自分は変われるミニ体験や状況を変えるミニ体験を意識してツムツムすることで、自分のコアの部分が鍛えられて、エネルギーの芯ができていくように思います。

これまでに自分のボディ・マインド・スピリットでのどんな変化の体験が自分に確信を芽生えさせ、自分を強くしたと感じるか、みなさんも一度振り返ってみてはいかがでしょうか。