2016/03/28

WILD SKIN ツヤ肌を作る

最近まだまだ流行りのツヤ肌。
ツヤ肌感をメイクで出すために、パール感のある下地を使ったり、オイル系のファンデーション使ったりすることもありますよね。どうしたら「自然なツヤ感」を演出できるか、が雑誌などでもよく取り上げられています。

そもそも、自然なツヤというのは本来的には何だったかというと、自分の皮脂がしかるべき場所にしかるべき度合いで出ているとできるもの、ですよね。合ってます?
そうはいってもなかなか思うようにいかないので、人工的に創ろうとしているわけです。

20代、30代はもちろん、10代の肌なんていうのは、私からすれば自然なツヤの祭りであると思いますが、歳とともに肌の皮脂が少なくなる傾向があるとも言われ、自然なツヤが見えにくいだけでなく、その皮脂の現象とともに水分の保持力も減少し、それに伴いハリも減少するのかもしれません。

スキンケアを元に戻して、肌の乾燥とヨレヨレした肌状態からは脱し始めた私でしたが、お肌から「あ〜、疲れてます〜、私〜」という声が聞こえてきそうな状態であることには変わりはありませんでした。

ある日、風呂上がりの元祖WILD SKINである私の母の肌がツルツルで、そして光を反射してピカ〜ンと光っているのが目に入りました。
「なんで、そんなにツヤツヤしてるの?何かやってるの?」と聞いたところ、「実は」ということで最近始めたという新たなWILD SKINCAREを教えてくれました。

それはなんと、

「濡れたタオルでこする」

というものでした。

タオルといっても、オーガニックのフワフワしたものとか、やわらかフェイス用タオルといった類のものではなく、もちろん宣伝用などでもらうような一般的な安タオル(むしろ無料)です。せいぜい「使い古したもの」の方が良い、ということを推奨されましたが、私が高級タオルを買うことを制する節約の意味で言われているのか、古い方が柔らかくなっていて良いという意味で言われたのか定かではありませんが、おそらくどちらの意味でも良い、一石二鳥ということでしょう。
一般常識的には、「お肌はなるべくこすらない」ということになっていますので、タオルでこするっていったい…と思いましたが、目の前にツヤツヤ光っている肌を見てしまったので、藁にもすがる思いで試してみることにしました。
濡れタオルで洗うのは、顔だけでなく体もオススメということでした。私は体洗いは手ウォッシュ派でしたので、タオルを使うなんて肌を痛めそうと思いましたが、体洗い用のボディタオルが定番になる前の昭和の時代を思い出し、タオル洗いを実践しました。
それに、先日我が家のトイレを新しくしたのですが、トイレの蓋部分のお手入れの仕方を説明されたときに「表面に傷がつかないように、必ず濡れたタオルで拭いてください」と言われたのを思い出しました。お掃除用の「やわらかタオル」のようなものでも良いか聞いたところ、設置してくれた専門業者の方曰く、濡れてないと表面に細かい傷がついてツヤがなくなるから、乾いたのでは止めてくださいとのこと。トイレの蓋のピカピカに細かい傷がつかないくらいだから、顔も濡れたタオルならそれほど傷つかないで汚れだけ取れるかもしれないと思い、なんか濡れタオル洗顔に妙に説得力も感じていました。

要領は別に新しいことは何もなく、タオルを濡らして石けん(もちろん普通のやつ)をつけて洗うだけです。この場合、WILD SKIN師匠曰く、液状ボディソープより石けんのほうが良いそうです。確かに液状ボディソープだとすぐに泡立たなくなるというか、石けんの名残がなくなってしまう感じがして、固形石けんの方がタオルに残る石けん感が持続する感じでした。
まあ、タオルですといずれにせよ、そこまでブクブク泡立ちませんので気持ちの問題ですが…。

ということでボディもタオルで洗い、顔も同じくそのタオルで軽く拭き洗ってみました。(さすがにボディよりは優しく洗いますよ)

タオル洗いは要するに古い角質をとる意味になっていると想像されるのですが、あまり毎日ゴシゴシこすると、肌が逆に固くなって鈍るかもしれないと思ったので、1日おきとか2日おきにタオルを使用するように調整しています。(タオルじゃない日は簡単手ウォッシュ)

するとタオル洗い2、3回実施後には顔がワントーン明るくなり、朝起きた時顔が乾燥しておらず、皮脂で自然なツヤが出始めました。

うーむ。オイルやクリームのやりすぎで、角質が溜まっていたということかしら…などと思いつつ、濡れタオル洗いを時折するよう続けています。

そして、ハリ。ぴーんと張る感じのお肌も戻りつつあるのです。
実は、このタオル洗いによる皮脂復活以外に、もう一つやってみたことがあったのです。

続く