2018/12/18

自分のこころとからだで意見が違ってしまう理由

みなさん、こんにちは!

前回、「迷い」はなぜ起こるのか、についてお話ししました。
その理由の多くは、自分の中の感情や思考、からだ、スピリットそれぞれが
バラバラな意見をいってきて、自分の中が混乱してしまっているから、
と考えられます。

調和的な状態にあれば、それぞれの意見は大枠同じになり、
混乱することは少なくなりますが、
自分がうまく統合できていないと、バラバラして迷いが生じやすくなってしまいます。



自分の中で意見が異なってしまう理由には、さまざまありますが、
周りの意見に左右されがちな「思考」はさておき、
感情やからだは、それぞれ固有の理由があって意見を述べてきている可能性があります。

たとえば、からだは、過去の経験に基づき、意見をいってくることが多いでしょう。
「あれは美味しかったな〜。また食べたい」とか、
「あそこは寒すぎる。もう行きたくない」とか、
「それはアレルギーを起こすからやだ」とか。
とはいえ、
からだは、思考や感情の意見も聞いて過去の経験と紐づけて意見を変えてしまうこともあります。
反対に、思考や感情の意見を聞いても変わらない意見というのは、からだ自体に染み付いている何かにより強くからだが反応していると考えられます。

感情は、思考やからだの意見に左右されやすい面もありますが、
理由なく「あの人好き」とか「あの人なんだか嫌な感じがする」などと感じることがあったり、
普通の人なら気にならないようなことに瞬間的に激怒したり、あるいはすごく悲しくなる、有頂天になるなどの反応をしたり、などということがあります。
こういうものは、感情にダイレクトに影響を及ぼす何かにより、その感情が引き起こされている可能性があります。

感情やからだは、両方とも思考により左右されやすい(説得されやすい)面があります。
「あの人なんか嫌だな〜」と思っていても、思考に
「そうはいっても、あの人は周りの人からの評判がすごくよくて、賞もとってるらしいよ。だから、自分がどう思うかなんて信用できないんだし、仲良くなっておいた方がいいよ。」
などと囁かれると、
「自分が間違ってたのかもしれない。良さそうな人に見えてきた」
なんていう風にいとも簡単に意見を変えてしまったことが誰にでもあるのではないでしょうか。

なので、まずは「思考」を黙らせる、無視することにより、
感情やからだといったその他の自分の素の意見を聞くことができるようになります。

思考を黙らせたら、その他の自分の意見に耳を澄ませます。
自分のエネルギーを鎮めて、フラットな状態になったら、
感情やからだなど、何か意見を持っていると思われるところに、
そっと意識を向けて、理由を聞いてみます。
もしくは、単にそこに何があるか見てみます。
そうすると、しょーーーーーもないものがあったり、これは重要だ!と思われるものがあったり、何かが見つかります。(感じることができます)
ここで見つかるものは、今回の人生で自分が体験したこと以外にも、過去生や未来生などの体験かもしれない、今の自分には心当たりのないものの可能性もあります。
でも、そこにあるものをただ聴いて、見て、感じて、意見としてとりあえず受け止めます。

その上で、今は自分の中のどの意見を採用するか決めれば良いのです。

実は、スピリットの意見を聞くのが一番早いです。
スピリットの意見は大概自分にとって一番良い選択です。
ですが、自分の中が乱れていると、その意見がなぜ一番良いのか、
まっったく理解できませんので、その他の自分の意見を説得することもできず、
もっとも意見が強いもの(大体「思考」)の意見に従ってしまいます。

ということで、迷ったときに大事なのは、
「エネルギーを鎮めてフラットな状態になること」
です。
その状態をすぐ創れるようにするには、瞑想などで、練習するといいですね。

でも、安心してください。
さらに言えば、自分がどのような選択をしたとしても、
それもすべて人生の計画書においては織り込み済みの可能性がありますから。
結局は、迷って回り道したとしても、それも自分の人生。
想定どおり、です🌈

ぐるぐるまわって、最初に戻る・・・みたいな内容になってしまいました(笑)

では、また次回。

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