2018/12/05

「無視」と「しかと」の練習

みなさん、こんにちは!

今月末にヨガ瞑想のインストラクターコースの最終が控えているので、
一応・・・毎日ヨガ瞑想をするようにしています。

ヨガ式瞑想を毎日するようになってたったの3ヶ月ですが、
だいぶ慣れて来て、やり始めると、ストンと
「・・・」
という状態になる、というのではなく・・・、
そうなる体制が整うようにはなってきました。

「・・・」
にストンと入れるようになるまでは、まだもう少しかかりそうです。

「・・・」になれてない状態というのはどういうことかといえば、
目を瞑り、微動だにせず座っていたとしても、
頭の中や心の中はワッサワッサガヤガヤしている、
というイメージです。

でもそのワッサワッサやガヤガヤに振り回されず、
自分の中心に留まり続けることで、
ストンというか、スッというか、
感じ方は人それぞれだと思いますが、
ともあれ、「・・・」が訪れる瞬間があります。

こういうと簡単なようですが、
自分が興味が湧くこと、自分が放っちゃ置けないと思いそうなことを
最もよく知っている存在である「自分」が、
そういうネタを携えて邪魔して来るわけですから、
「だよねー」とか「あ、そうそう、それそれ」とか
つい話題に乗っちゃうことになります。
でも、乗っちゃうと、「・・・」は遠のくわけですから、
乗らないようにする。

つまり、あの手この手で話しかけて来ても、
原則、そいつを「無視」します。「しかと」です。

見ていたドラマの続きがどうなるだろうねーなんて話題も無視。
鼻を痒くする作戦をしてきても無視。
ガタガタと家族が音を立てても無視。
足が痛いよう〜痺れてきてるんじゃない?なんて心配させようとする作戦をしてきても、無視。
無視無視無視。
無視です。

無視です しかとします


この「無視する」、「しかとする」習慣がしっかりついてくると、
普段の生活で、イラっとしたり、悲しいことがあったりしても、
無視モードをオンにするだけで、
感情に巻き込まれないで、静かな心に立ち戻れます。

心理学では、相手の行動について、肯定的にフィードバックをする(褒めるなど)と、その行動を増やすといわれます。
たとえば、子供がお手伝いをしたら「ありがとう。おかげで助かったよ」と言ってあげると、お手伝いをもっとするようになる、みたいなイメージです。

では、反対に、否定的なフィードバックをする(しかるなど)をすれば、
相手の行動を減らすことができるのだろう、と思いますよね。
実は、否定的であろうが肯定的であろうが、反応(フィードバック)してしまうと、
その行動を「強化」してしまうことにつながるため、
減らしたい場合は「無視する」「とりあわない」方が良いとされます。

なので、瞑想中に、あの手この手に乗っかってしまって、
雑念の渦に入ってしまったとしても、
気づいたときに、「やっちゃった!考えちゃダメダメ!」などと反応すること自体が、
そのプロセスを強化してしまう可能性があるため、
ノーコメントで急にやめる、
のが良いのではないかと、私は思います。
だから私は、ノーコメントで急にやめて「・・・」に戻るようにしています。

ノーコメントで急にやめられた側はびっくりだと思いますが(笑)
で、私は、この「無視する」が、なんとなくおもしろくなっちゃってきてます。

だって、結局邪魔する側も、邪魔される側も自分なので、
無視されり、急にやめられたときに、
やられた側の自分があの手この手で次から次へといろいろな作戦を立てて来るのが、
姑息でおもしろいのです。

ま、そう思えるってことは、巻き込まれてはいないとも言えますが、
そっちの自分があきらめて静まってくれてはいないので、
一緒に遊んじゃってる感はあるのかと思いつつ。

よくぞ、そのネタを出してきた!
と思うようなネタで気をひいて、「・・・」から引き離そうとするので、
我ながら感心することがあります。
私の場合、そういう感じで、ひどいネタを出された場合は、
別の瞑想法に切り替えて、
一網打尽にそれらをエネルギーからごっそりきれいにしちゃいますけど。(浄化しちゃう)
それができない人たちはひたすら無視作戦なので、結構大変かも、とか思います。
みんなどうしてるんだろ・・・。マントラとかで乗り切るのかしら。などと思いつつ。

ということで、
じっと座って瞑想をする以外でも、
この「無視する」は、
誰でも普段の生活をしている中で実践することはできますので、
みなさまも、試しにやってみてはいかがでしょうか。
自分のエネルギーを低下させるような思考や感情が湧いてきたら、
それを無視して別のことに集中してみる、
それをノーコメントでやめて、今やるべきことに取り掛かってみる、
やるべきことをやってる間中、あの手この手でネガティブな思考や感情に引き戻されそうになっても、とことん無視する!
ってな感じです。

では、また次回!

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