2018/12/16

迷い

みなさん、こんにちは!

みなさんも、人生におけるさまざまな場面で、
迷いなく選択できれば、どんなにか気持ちがスッキリするだろう、
と一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

迷いにも色々なパターンがあるのかもしれませんが、
多いパターンとしては、
思考と感情と体、さらに言うなら、スピリットのそれぞれの意見が違う、
もしくは、これらの意見が多数決でパックリ割れてる状況が考えられます。

たとえば、
頭では食べた方が栄養バランスがよくなるとわかっていても、
体と心が受け付けないとか。
あの人を好きになっちゃいけないと思っても、
どんどんのめり込んで好きになっちゃうとか。
あるいは、嫌な予感があったのに、やっちゃったとか。

こんな風に、全部「自分」だからといって、意見がまとまってるとも限らず、
自分の中の意見がバラバラのことの方が多く、
それが日常の中で迷いとして現れているものの正体といえるでしょう。



自分の中で意見の相違を生み出しているものの多くは、
「思考」
です。

こいつが、からだや感情など自分の中の大概の意見が一致していても、
一人だけ、もっともらしい理由を並べて、ほかのみんなをねじ伏せてしまうことがあります。
でも、そうして決まったことを実行しても、
なぜか結果はイマイチ、ということが多いです。

というのは、思考は、「自分にとってどうか」という観点でよりも、
「社会的にどうか」「他の人にどうみられるか」「あの人はああしろと言っていた」
「あの本にはこうかいてあった」「統計的にはこのようにする方が良い結果が出ている」
などといった観点で意見を述べてくるからです。
そして、感情やからだやスピリットは、
思考の意見に対抗する「論理的な」理由を提示することができないため、
多くの場合、「思考の意見」に従ってしまうのです。

で、想定していた結果にならなかったとしても、思考というのは姑息なので、
失敗した正当な理由をこねくり出し、自分を納得させてしまいます。
自分でやったことなのに、自分が悪かったせいでうまくいかなかったんだ、
なんて思ってしまうケースもあるかもしれません。

ということで、「迷う」ときには、
自分の中の、感情、からだ、スピリット、そして思考の中で意見の相違があるんだということに気づき、
それぞれの意見を同じようにフラットな気持ちで聞いてあげることが大事です。

そうすれば、なぜそれぞれ違った意見を出してきているのかその理由に気づくことにもつながります。

自分の中のそれぞれが出してきている意見の理由を知るにはどうしたら良いか、
この続きはまた次回!

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