2010/07/23

マウナケア



戻りました〜。

・・・

どこに行ってたか、というと、訳あってまたHAWAIIです〜。
例によってまたビッグアイランド マウナラニリゾートに滞在しましたが、いつも同じだとつまらんので、今回は初オアフしてきました。
しかし、いつもは秋口に行っていたので夏のハワイは初めて。
夏のハワイの日差しを舐めてたな。久々に社会人失格の黒さになってしまいました。

それはさておき、今回のハワイでは、やっとマウナケア山に登頂してきました。

マウナケア山といえば、女神ポリアフがいるところっすね。ということで、Poli'ahuでも聞きながらお読みください。

たまたま・・・そのときしか予約できなかった日が日食の新月のときでしたので、また山頂にてお願いごとをしてきました。

にしても、マウナケア山といえば、富士山よりも高い4,000m以上の山で、Wikiによると、「海洋底から測ると、10,203メートルの高さがあり、エベレスト山を抜いて世界で最も高い山である。」だそうです。
登ったどー!

とはいいつつ、こんな楽な登山はない。頂上までずっと車で連れて行ってくれます。ハイ。
しかし、酸素が薄くなるので高山病にならないようにケアは必要です。

大体2,800m付近にあるオニヅカビジターセンターで1時間ほど休憩して体を慣らすのですが、オニヅカセンターなんてまだまだ。問題はそこから先ですよ。

このころのハワイでは、連日ヤシの木が折れんばかりの暴風が吹き荒れていたのですが、我々が登頂する日はまんまと風はおさまっていました。よかったよかった。

ですが、なんとオニヅカビジターセンター付近では、久しぶりの雨模様とのこと。こんな悪魔でも出そうな感じの雰囲気でした。


こんな雨でサンセットや満天の星空なんて見えるのかしら・・・

と若干不安になりつつも、先日の屋久島で天気コントロールに自信を持った私は「まんまと晴れてくれ」とビビッと念じて後は天にお任せ。

オニヅカビジターセンターでの休憩を終え、山頂へ向けて出発するときにツアーガイドから、

「ここから先、酸素が薄くなるので眠くなります。・・・が、眠ったら死にます。起きたときに体が低酸素に急激に適応できないからです!絶対に眠らないでください!これから少し苦しくなったり、めまい、吐き気、頭が痛くなるなどしたら高山病の可能性があります。ひどくなったら最悪死にます。急いで下山するしか治す方法はありません!・・・ですが、リラックスしていけばなりません。ゆっくり呼吸をしてリラックスして行きましょう!」

とものすごい恐いことを言われたあげくに、リラックスしろという最高に難しいことを言われます。「最悪死ぬ」「具合が悪くなる」という言葉に、ツアーの人たちは真っ青状態。不安の海の中にどっぷり入ってしまいました。
まだオニヅカビジターセンターを出発して間もなくても、「なんだか苦しいわ」とか「頭が痛い気がする」という声がちらほら。

ツアーガイドの注意事項によって、完全にオーラの中の恐怖画像をビッカビカに光らせられました(^^;。

ということで、車の中のエネルギーをハッピーモードに切り替えてみたところ、少しリラックスムードで、夕日を楽しめる雰囲気になんとなく変化。
そんなこんなしていると、雨模様から晴れに変わり、おかげさまで、虹とずっと並走する幸運に。3,200mかそこらで一旦車から降りたので虹を撮ってみました。見えるかな?


晴れたのか、雨雲の上まで来ちまったのか不明ですが、とにかくイメージ通りのサンセットを山頂で拝むことができました。


ご覧ください。太陽が沈むと、地球が反射して空に写って見えるとかで、このぼやっとしている空の色は地球の色だそうです。(確かそんなようなことを。。。酸欠のせいであまりおぼえていない!?)


天文台と空。


さて、これからオニヅカビジターセンターまで戻って、星空観測です。
しかし、雲の下に戻るわけで・・・。星なんて見えんのかい!?

と、思いつつ、またもや「☆が見たいので晴れてくれ」と念じて待つ。

すると、夜がやってきて星を見る頃になると、空には雲一つなくなり、「ちっ!あの雲だけどうしても邪魔だぜ!」と思っていたのは、なんと雲ではなく天の河でしたので、とってもキレイに星を眺めることができました。
土星の輪っかも見えましたよ。(もちろん天体望遠鏡でですけど)

なんだかんだで、風もなく温かくサンセットを見れて、かつ、星空も文句なしの状態。死者も出ることなく、大満足でマウナケアツアーを終えました。
ありがとうございました。

オニヅカビジターセンターのところに、銀剣草(マウナケアシルバーソード)があるのですが、ちょうど花が咲いていましたよ。


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