2018/04/09

大切な人の「死」の受け止め方

みなさん、こんにちは!

最近、部屋の中から日差しの色合いだけ見ていると、「あったかそう」と思いますが、
外に出ると案外空気が冷たい・・・、寒い・・・、かじかむ・・・、
そんなことありますよね。
私はありました。春って思わせぶり、ですね。(なんのこっちゃ)

さて・・・。
本日のお題、「死」の受け止め方、です。

昨年、3人、親しい人が他界した私ですが、
今年も始まって間もないのに、
また一人、大切な友人が他界してしまいました。

1ヶ月くらいだけ連絡がなく、見かけない日が続いたので、
どうしてるのかな〜、と思っていたら、
亡くなってしまいました。
ちょうど連絡がなくなった頃に、
末期がんであることがわかったそうで、
その後間もなく意識不明になって、そのまま亡くなってしまったそうです。

「来月になったら時間ができるから、ゆっくりランチに行こうね」、
なんて言ってくれて、ランチの約束をしたのが最後となってしまいました。
そういうことってあるんですね。

昨年に続き、親族ではないものの、
身近な友人・知人が亡くなる事が多く、
否が応でも「死」について考えることが多くなりました。

昨年末に書いた記事で、
エネルギー的な見方では、肉体は死んでもエネルギー体は存在している、
と書きました。
 →以前の記事はこちらさまざまな旅立ちが教えてくれること


そうなんです。

信じるか、信じないかはさておき、
霊体というものが存在する可能性があり、
肉体が滅びても、しばらくは案外近くにうろちょろしていることがあります。
段々、「その人」としての意識は薄れていくのかもしれませんが、
問いかければ、懐かしいエネルギーが応えてくれることがあります。



なので、「亡くなった」と聞いたり、それを見たりすると、
精神的、感情的にショックを受け、
悲しく、さみしく、憂いに満ちてしまったりするのですが、
一方で、「そうは言っても、まだこの辺にいるな」というのもわかると、
「一体、何が悲しくて、さみしいんだっけ?」
なんて思ったりします。

先日、昨年亡くなった先輩の友人達で集まって、偲ぶ会第1弾を行いましたが、
その際、ある友人が「あ〜あ、○○(→先輩のこと)に会いたいよ」って言いました。
さみしい気持ちが表れた素直な言葉に、グッと来ましたが、
その一方でこんな思いが私の中に起こりました。

引っ越しちゃったり、急に連絡がとれなくなった友人・知人たちについては、
音信不通で連絡がなく、会えなくても、さみしいとか悲しいって思うことは少ないのに、
これが「死」によるものだと、急に「さみしい」とか「悲しい」がついてくるなぁ・・・って。

こういう違いが生じるのは、
会わなくなった友人は、「元気でやっている」という気持ちが
こころのどこかにあるからなのでしょうか。
(その友人は本当は既に亡くなっているとしても)
また、
「死」はすべての終わりで、永遠の別れだという、観念があるからなのでしょうか。


亡くなることを
「他界する」
と言ったりしますが、
これはステキな日本語のひとつではないでしょうか。

他の世界に行った、という表現。

まさしく、肉体を離れて、別の世界に行った。
「死」とは、(一般の人には)連絡がとりずらい、遠くの国に行った、
というのと、同じとも考えられるなぁ、と思いませんか。


「死」に関するさまざまな固定観念があるため、
その人との思い出が頭をよぎると悲しく、さみしくなってしまいますが、
「普段会わないだけ」、と思えば、
あまたいるそういった友人たちと同じような位置づけになり、
悲しいとかさみしいという感情を離れ、
楽しかった思い出を楽しいまま話せるのかなぁ、なんて思ったりします。

とはいえ、普段一緒に生活している人が亡くなったら、そうはいかないのかもしれませんが。

死を迎えるまでのいきさつや、その様子を見ていると、
どうしても、その人の死後も、「さぞ、つらかったろう」などと思って、
憂いが訪れますが、
そんなこともあったが、今はあちらでよろしくやってるらしいよ、
とか
「一瞬、ビックリしたし、マジやばいって思ったけど、今全然平気。元気でやってる〜」
って、その人が言っているという捉え方ができると、
悲しみやさみしさに乗っ取られることなく、前向きに過ごせるかもしれません。



本当は、
早々にトランスフォーメーションをしたという、
めでたいことなのかもしれないですし。
急逝 → サプライズトランスフォーメーション、っていう。

社会的価値観や固定観念から離れると、
物事の捉え方がガラっと変わってしまうことがあるものです。

「死」というものの受け止め方も、そうなのかもしれません。
私は、まだ古い考え方と新しい考え方の狭間にいる感じですが、
自分としては、どんどん新しい考え方にシフトしていきたいな、と思っています。

みなさんは、いかがですか。
では、また次回!



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