2017/09/02

暗い考えばかりが頭に浮かぶときは

みなさん、こんにちは!

あまり暑い日が多くなかった夏とはいえ、なんとなく夏疲れ・・・。
というか、単に忙しかった、7月、8月のせいで、なんだかどっと疲れが出ています。
そういうときは、「何もしない日」を意図的に創り上げて、心身ともに休息することが必要ですね。

ところで、一言に「疲れている」といっても、いろいろな種類がの疲れがありますよね。

・体が疲れている
・頭(脳)が疲れている
・精神的に疲れている
・エネルギーが疲れている

などなど

「体が疲れている」というのはシンプルで、休もうって気になりますよね。
でも、体は元気で頭が疲れているとか、精神的に疲れているなんていう場合は、ついつい無理しがちで、良い結果を生みません。

まあ、私の感覚的には「精神的に疲れている」とか「エネルギーが疲れている」状態は、割と肉体にも反映してきやすいので、「何もやる気がしない」とか「なんだかしゃきっとしない」などといって、結局はリフレッシュしたり、休んだりするのかなぁと思います。

で、「頭が(脳)が疲れている」というのは、これ、自覚しにくい状態じゃないですか?
みなさんは、どうでしょうか。

私は、すごく頭使ったなぁってとき、パソコンを一日中使って仕事をしていたときなんかも含まれますが、頭がオーバーヒート気味だなとは思いますが、肉体的にも精神的にも「疲れた」という感覚があまりありません。

でも、脳は疲れているのです。

それを見分けるのには、

・すぐに適切な言葉が見つからない、出なくなる(「ほら、アレアレ」みたいになる)
・考えがまとまりにくくなる
・右と左を間違える(右へ曲がる、と口でいいながら、指は左を向けたりする)
・アレをやったりコレをやったりして、結局何も進まなくなる
・今言われたことをすぐ忘れる

こんな感じです。
老化現象みたいにも見えますが(笑)、脳が疲れたときこんな感じになったりしませんか。

このとき、ポール・デニソン博士が開発したブレインジムでの考え方では、脳の統合ができていていない状態であると言います。

私たちの脳が十分に統合されている状態では、
リラックスしていながら、集中していて、
刺激に対して、好奇心やチャレンジ精神をもって、
面白みを感じながら取り組めます。

一方で、脳が統合されていない状態では、
刺激に対して、ストレスを感じ、
イライラしたり、フラストレーションを感じたりしながら、
嫌嫌ながらに、また苦手意識や恐怖心、不安感などを感じながら
取り組むことになります。
どちらかというと、こちらの状態の方が、
いつもの自分に近いなんてことありませんか(笑)


ブレインジムの考えでは、脳は、
左右、前後、上下の3次元で統合されていると、
私たちがいきいきと過ごせるのですが、
どこかの次元がバラバラになっていると、
その次元ごとのテーマがうまくいかなくなっていることがあると言います。

たとえば、左右の脳がアンバランスになっていると、
まず文字を読むのが困難になるかもしれません。
本に書かれた文字を追っているだけで頭に入って来ないというのもあるかもしれませんし、
見ながら音読するのが難しいかもしれません。
また、先に挙げた例のとおり、右といいながら左手をあげたりするなど、
脳の左右の連携がうまくいっておらず、
頭と体で不統合がおきているなんてこともあります。

こういうアンバランスな状態は、
普通は十分に休息をとるとか、簡単なブレインジムエクササイズをすることでもすぐに修正されます。

すぐ修正できるなら、またモリモリがんばれるぞー!

と思うかもしれませんが、
今回お伝えしたいのはそこではなく、

脳がアンバランスな状態になっているときは、
「精神的にも肉体的にもアンバランスな状態になっている」、

ということに気づくことが大切です、ということです。


脳の3次元統合のバランスは、案外すぐに崩れます。
崩れたり戻ったりしながら日常を過ごしているのが私たちなのだと思いますが、
日頃からどこかの次元がアンバランスなまま過ごしている人も多いのだと思います。
それでも、そのアンバランスのバランスの中で、なんとかすごしているのですが、
あるときそのバランスにさらに負荷がかかると、
ガクっとアンバランスに偏ってしまう事があると思います。


そうなると、何が起こるか。


元気なときの精神状態ではつくづくとは考えないような、
薄ら暗い事柄が、
頭に浮かんで来ることがあります。

たとえば、

自分は誰にも愛されていない
自分には価値がない
結局自分には何もできない
自分は必要とされていない
存在する意味がない
人生がつまらない

とか、他にもいろいろあるでしょう。

こんな、薄ら暗い考えが浮かんだら、

「やべ、脳がアンバランスになってるな!」

と思っていただき、
それ以上余計なうすら暗い考えで頭の中をいっぱいにしないように、
手頃な肯定的アファーメーションをひたすら言うようにしましょう。

私はありのままの自分を愛している
私は守られている
すべてうまくいく
私は歓迎されている

など。


ハワイのビーチでリラックスしているときに、もし、
「自分は誰にも愛されていない」
と思ったとしても、

「だとしても、ま、いっか。」
とか
「誰にもって、言い過ぎか!てへ」

なんて思い流せるものです。

脳は自己再生能力のある精密機械ですが、
使いすぎると疲れて、
何をインプットしてもゴミみたいな同じ答えしか出なくなったり、
同じところをグルグル回り続けたり
何も答えを出さなくなったり
と、いつもと違う感じになってしまうのです。


海外ドラマでは、

「きっとあなた疲れているのよ。少し休んでからまた考えましょう」

なんていう台詞が良く出てきますが、
それを自分に言ってあげて、強制休養しましょう。

何もせず、ぐっすり眠りましょう。

ではまた次回!



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