2014/04/10

アンチ その2

昨日の続きです。

ということで、ひとつにはグラウンディングの感じについての違和感があったということでした。

ふたつめは、気がついたら10年近く透視リーディングやヒーリングをやってきた中で感じたことです。自分自身へのヒーリングや浄化活動(笑)も含め、最終的になんとなく実りがないような気がするようになりました。

実りが無いという表現がしっくりくるわけではないのですが、どういうことかというと、スピリチュアルなんとか、といった場合のヒーリングや浄化の場合、大概、問題となっていることを浄化したり癒します。今の自分が不幸なのは、過去の自分のせい。。。とか、他の人のエネルギーのせい、とか、そんな感じで。

で、すっかり浄化されたなぁ。。。と思っても、また新たな不幸があったりして、そうすると今度は、無意識の領域にブロックがあるとかなんとか、となってきたりする。。。

こうなってくると、イタチごっこというか、もはや自分のことでありながら、自分ではどうともできない、ということになってしまうのです。どんなに浄化していっても、何か起こると、まだ気づいていない物があったとか、カルマだとか、云々となるのです。キリがありません。そんなことやっているうちに、幸せ感じないまま一生終るような気がします。

自分がこの10年でとことん自己浄化や自己ヒーリングし続けても、「きりがない」と思いましたし、お客様をヒーリングしていても、「これで本当に幸せになるのだろうか」という違和感を感じることがありました。
歳も当然とったので、そのせいもあってか、そろそろ道具の修理ばかりしてないで、実際にその道具を使って遊ばなくちゃ!という気になってきたのかもしれません。

こういう話をとある人にお話したときに、このような言葉をもらいました。

「不幸じゃないことは、幸せであることとイコールではない」

なるほど、と思いました。

日本人は特に、ということがあると思いますが、不幸を消していけば幸せになれるという発想をしている部分が多いのではないでしょうか。
今の私としてはつまり、「それは一旦横に置いておいて、まず幸せ感じるようにしていこうよ」、という気持ちが強いのです。

ということで、SalonMのネクストステージは「幸せ、感じる」がテーマなんです。