2012/01/15

歯が生えてくる


体のバランスが崩れていると、ごはんを食べるときに唇を噛んだりする、と聞いたことがあるようなないような。

12月は中旬くらいからずっと鼻風邪らしきもの、、、花粉症みたいな感じのものになっていましたが、その頃からごはんを食べるときに油断すると唇ををガブッと噛んでしまうことが多々ありました。

年末だし、本格的に疲れが出て来ているのかなぁ。。。風邪も治らないしなぁ・・・。

と、いささかしょんぼりしながら養生していたわけですが、結果、歯が生えてくるところだったからなんだ!と、今では思います。

歯は生えるべくして今生えてきているのだとも思いますが、この歯のプロローグは実は数年前から始まっていました。

右側だけに偏って使ってしまう傾向が強い私は、ごはんを食べるときも基本的に右側だけで噛んでいました(当時)。今から思えば、右が軸足だから、右で噛むのも当たり前かとも思いますが、そんなことを知らない頃は、均等に使うのがよろしいなどと提唱するTV番組などの影響を受け、右噛みオンリーだと右側だけ顔が疲労して老けるなどと思い、意識して左で噛むようにし始めました。
左で噛み始めて数日、左の歯が痛くなりました。使ったらすぐに痛くなるほど使っていなかったのかと思いつつ、慣らすためにしばらく左噛みを続けましたが、あまりの痛さに断念。右噛みに戻りました。

だがしかし、それは歯生えの始まりだったのです。

左で噛むとすぐ左奥歯が痛くなる、ということを何度か繰り返しつつ、それでもときどき歯が痛くなることを忘れて左噛みをまた始めたり、止めたりということを数年やっていました。昨年も懲りずに思い出したかのように左噛みを始めましたが、歯が痛くならなかったので調子こいて左でずっと噛むようになりました。

左噛みが定着し、左だか右だか意識せずに噛みたい方で噛むようになった頃、2012年の年初め、その「噛む」という刺激によって歯が本格的に生え始めました。思い起こすと、左噛みをすると痛くなっていたときの痛みと同じ。ということは、噛むことによって歯が出ようとしていたのね!と今になって、長い年月、出よう出ようと今か今かとタイミングを図っていた歯を愛おしく思いました。我々の意識下では到底考えつかないような地道な変化を無意識はずーっとやっていてくれていたんですね。

ま、俗にいう、親知らずってヤツですが、今回生え始めた1本が最後の1本で、これでようやく4本勢揃い。これ以上生えてきたら、釈迦族(聖おにいさんより)の血を引くものかもしれません。

昔だったら歯が1本生えようがだから何?って感じでしたが、いろいろ勉強した今だと歯が1本生えるということがもたらすエネルギー的な変化というものが無いわけ無いと強く感じます。

第一、上の歯との噛み合わせが変わることにより、脳への刺激が変わってくるので、それだけでも考え方や感じ方に影響があると言えると思います。また、ささやかですが左右の重さやバランスにも影響があると思いますので、その繊細な違いが感受性に大きな影響をもたらすことも想像できます。
今まで無かった箇所に歯が生えてきてることによって、体の使い方も変化しようとしているのがわかります。というのは、新歯の横の口の中の肉が、まさかそこに歯があると思ってないので当初切れるか傷つくかして腫れ上がっていましたが、段々口の肉の側が避けてきているのかなんなのか、新歯に当たらなくなろうと努力しているのがうかがえます。
そのうち、当たらなくなると思うので、そうなると体が変化したってことになりますよね。

いや〜しかし、数秘術で見る新しいピナクルを目前にしたこのとき、いよいよ足りなかったものが揃うとなるとなんだか意味深ですよねぇ。

幸い、フェイシャルリフレクのテクニックを知っているため、炎症的な痛みは抑えられていますが、今は、歯が一斉に逆方向にずれ始めているので(新しい歯に押されて)、うずきます。生えてる〜って感じします。
小さいころ、乳歯が抜けて永久歯が生えて来るときは、あまり生えてる感ありませんでしたけど、子どもと大人だと感受性に違いがあるからでしょうか。他に夢中なことがたくさんあって歯のことなんて気にしてる時間なかったのかも。

ちょうど誕生日頃までにはずいぶん生え終わるのではないかと思います。

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