2011/11/01

行動タイプ

ひょんなことから、「就職活動生モチベーション調査」というものを目にしました。


まったく興味ありませんでしたが、調査した会社がリンクアンドモチベーションという会社で、私の先輩が働いていた会社であったため、なんとなくその調査結果を見ていました。

ふーん、最近の若者はうわさどおり不安感が強くて、仕事観が多様化しているのね・・・などとペラペラみていると、「思考行動特性を捉えた「行動タイプ」で有意な特徴が見られたため、この行動タイプ別に就労観を把握することとした」とのこと。

その行動タイプというは、

・アタックタイプ(達成支配指向) ~勝負や敵味方にこだわり、目立ちたいという欲求が強いタイプ~

・レシーブタイプ(維持運用指向) ~支援や貢献にこだわり、喜ばれたいという欲求が強いタイプ~

・フィーリングタイプ(審美創造指向) ~感覚や美醜にこだわり、楽しみたいという欲求が強いタイプ~

・シンキングタイプ(論理探求指向) ~因果や論理にこだわり、解明したいという欲求が強いタイプ~

の4つです。

これらのタイプについての真意はわかりかねますが、みなさまこれらをみて何か感じることはありませんか・・・。

そう・・・もうお気づきですね。体癖タイプじゃね?ってことです。

アタックタイプは勝負や敵味方にこだわるわけですから、ねじれ体癖。
フィーリングタイプは感覚や美醜にこだわる、つまり感覚、感情、好き嫌いを重視しているとすると、左右体癖。
シンキングタイプは当然、考えることが大好きな上下型。もしくは9種(閉型)かなと。

と見えるわけです。
でもレシーブタイプだけよくわかりませんでした。支援したがるということで開閉型の開型体癖の方かな〜、そういや損得にこだわる前後型がないけど、シンキングタイプに集約されているのかもな〜などと考えつつ、がぜん興味が沸いたので調査結果をさらに読み進めると・・・

タイプ別のさまざまな結果が出ていました。
たとえば、
どれくらいの規模の会社で働きたいか、どんな雰囲気の会社で働きたいか、などなど。

どれもそれぞれのタイプごとに、まーそうだよね〜と思う結果だったのですが、「将来どの役職まで出世したいか」という問いに、

基本的には無難に「こだわらない」とみんな回答しているのだけれど、そんな中アタックタイプは社長を目指す割合が4タイプの中で高いということで、結構笑えました。完全にねじれっぽい。
その他は「役員」を目指すというのが多かったのですが、レシーブタイプだけ「部長」というのが役員より高い・・・。これを見た瞬間、なんとなく不自然さを感じたというか。ピンと来たというか。
このレシーブタイプって、損得タイプ/前後型体癖じゃないすか?
前後型体癖の損得タイプはいつも損得基準で考えているので、表面に出してくるのは「無難」なもの。一番高いアクセサリーはつけていかないのが損得タイプ。そう考えると、社長とかいっちゃうねじれ体癖はおいといて、みんなが役員という自分の中では結構いいかなと思う一番のものを差し出してきているのに、部長とかいっちゃうこの姑息さ・・・。これこそ損得体癖の象徴であるように見えてきました。

そう考えると、レシーブタイプの回答すべてが姑息以外に見えなくなってきて、見れば見るほど損得タイプに思えてきました。
いずれにせよ、レシーブタイプが損得タイプだとすると、大枠の体癖は出そろうわけで、損得であればおもしろいナ〜などと思いながら、調査結果を楽しませていただきました。

しかし、リンクアンドモチベーションも、知らず知らずのうちに体癖分類しちゃって。・・・って、もしかして知ってたのかしら?体癖論・・・。


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