2011/10/26

自己暗示


先日、大好きな「ホンマでっかTV」を見ていたら、細かいことは忘れましたが、心理学の植木さんが何かの解決方法として、「手が重くなる、重くなる」と自分で言ったり考えたりすることで、手が重くなり、重くなると温かくなり、眠くなるだかリラックスするだかとお話していました。

それを聞いていたマツコが実際にやっていたようで、その場ですぐ右手が重く、そして温かくなったと、ワーキャー盛り上がっていました。(マツコは「右手が重くなる」と念じたらしい)

知人の心理学博士に聞いたところ、これは自律訓練法とも言われるものでワリカシ有名なものだそうです。

ですが、重要なことはそんなことではなく、「右手が重くなる」なんつーことをたかが数回程度思っただけで、実際になってしまうということです。

ということはつまり、繰り返し考えたり言ったりすることが、暗示となり、実際の肉体的な現象となって現れている、といえる、ということです。

私の例で言いますと、「あ〜、また太っちゃったな〜」とかほぼ毎日つぶやいたり、また、鏡を見るたびに「ありえねぇ〜。デブってる。なんだ、この三段腹は・・・」と考えると、それが暗示となり、痩せるどころか、逆に「太ってる」という体を創り上げている可能性がないともいえません。

同様に、「老けたな〜。」「あ〜、もう年だな」「たるんできたかしら」なんてことを四六時中気にしていたりすると、それが暗示となり、自らその姿を創り上げている可能性があるわけです。

なんと従順な体なのでしょう。

ですから、私はもうそのような悪い点を指摘したり批判する思考をするのはやめ、「今日は昨日より引き締まってるな」「今日もスタイルがいい感じだ」とか、「お肌が内側から輝いているようだわ」などと考える、もしくはつぶやくようにし、自らの体を暗示によりキラッキラにするよう持っていきたいと思います。

ブスだ、ブスだとぶーぶー言ってると、自分が本当にブスにしか見えないという暗示にかかってしまうので、いいね〜とか、美しすぎると考え続けるようにしましょうぞ!

野口晴哉は私たちがたくさんの催眠術にかかっている状態にあるようなものだから、それらを解いてあげるのが自分の仕事だと言っていたそうです。
こうした自己暗示だけでなく、社会的なことやその他いろいろなことにおいて、私たちは数えきれないほどの暗示にかかっているのかもしれませんね。
常識という名のもとに。

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