2019/04/29

潜在意識と高次の自己について

みなさん、こんにちは!

GWいかがお過ごしですか?
残すところ、平成もあと1日なんですね〜。

私は昭和から平成になったときも地球にいましたので👽
平成から令和になるときは、どんな感じなのか、また体験できるのはとても楽しみです。
この時代を選んで生まれてきた理由が、感じられる今日この頃です。

さて、去る4月21日に、無事セミナーが終了いたしました〜🌈
いらしていただいた皆様からも、それぞれ楽しかったとご感想をいただき、
とてもうれしかったです💕


セミナーでは、質問も活発に出ていて、今回の体験セミナーでは話すと長くなるから、、、と割愛していた部分も結局解説する、という感じで、時間内に終わるかヒヤヒヤしましたが、ヌメロロジーや瞑想、エネルギーワークと、結構内容がモリモリ💪入れ込んだものの、なんとか時間内に終わることができて、内心ほっとした私です😅

セミナーで出た質問では、私自身が疑問にも思わず受け入れていた点についても尋ねられて、「そういわれてみれば、確かにそうだなぁ」と気づかされるこが多々あり、私にとっても、自分がこれまで学んできたこと、体験的に知っていたことを統合して整理する良い機会になりました。

この質問もそのひとつ。


「”高次の自己”の ”高次” と、”潜在意識” とは同じですか?」


私にとっては、あんまり考えたこともなかったことでしたが、
あらためて整理してみました。


まず、ここでいう「潜在意識」とは、ヨガの瞑想の考え方で出てくるものです。




私たちの意識のうち、3〜5%は顕在意識と言われ、自分自身が意識できるものですが、残りの95〜97%は潜在意識と言い、普段は自分で意識していない部分を指します。

潜在意識には、思考や感情、記憶、さらには過去生の記憶などがあるといわれ、私たちの普段の行動は、潜在意識にあるさまざまなこれらのものにより左右されているという考え方があります。

「私は赤が好き」と顕在意識で感じているとして、赤が好きなその理由は、顕在意識上では、「目立つから」とか「鮮やかだから」などとそれなりにあると思いますが、潜在意識上では、たとえば「赤ちゃんのころ、お母さんが良く着ていた洋服の色で、それを見ると安心する」という記憶や感情があり、それにより、「赤が好き」と感じている・・・などということがあります。
それ以外にも、なんとなく頭がかゆいな、と思って掻いたとしても、潜在意識にある記憶や感情、思考により、「かゆい」が起こったとされ、潜在意識上にあるものがクリアになってくるにつれ、このような五感の現象も静まってくるとされます。あるいは、瞑想により、五感のこうした現象にふりまわされなくなる状態になります。



で、この「潜在意識」と「高次」や「高次元」というものとは同じか?というお話。


これをうまく説明するヒントになるものがないかな〜、となんとなく思っていたら、同じような図表に3回連続で遭遇したので、たぶんこれが一番しやすいのだろうと(笑)
ですので、まずはそれを使って説明しますね。


ここでも、ヨガの考え方です。
ヨガでは、私たちは、万人共通な純粋意識(プルシャ)とそれを取り囲む5つの鞘(パンチャコーシャ)で構成されているという考え方があります。

5つの鞘は、それぞれ以下のように言われています。


  1. 食物鞘・・・私たちの肉体にあたる部分を表すと言われる、最も粗大なエネルギー体。
  2. 生気鞘・・・プラーナ(気)のエネルギー体。
  3. 意思鞘・・・思考や感覚、感情のエネルギー体。
  4. 理知鞘・・・直感、高次の智慧のエネルギー体。
  5. 歓喜鞘・・・至福、平安のエネルギー体。


このように、私たちのからだは、少しずつ異なる次元のものが重なり合って🌈できていると言われています。次元は波長が粗い(例:物理次元)ものや、波長がより微細なものなどさまざまあり、微細になっていくほど、肉眼では見えない人がほとんどです。あるいは、波長が粗すぎても見えないかもしれません。紫外線や赤外線のことを考えると想像できますよね。肉眼で見える範囲はごく狭い波長の範囲なんです。

ということで、5つの鞘のことを思うと、私たちの「意識」にも、さまざまな次元のものがある、といえるでしょう。
もっとも”意識できる”意識🌝は、顕在意識で、普段の思考や感情、記憶ですよね。
それ以外は、普段の生活では、もうあまり”意識できる”人も少なくなってきて、それゆえ、「潜在意識🌚」と呼ばれる域に入ってきます。

たとえば、血液の流れや内臓の動き、細胞に栄養が渡り、反応が起こってエネルギーを発生する・・・こうしたことは、私たちが普段の意識化で「血液、流れろ!このペースで!」などと指示しなくても、行われていることで、潜在意識下の指示に基づき行われているといえます。物理的次元における、いわゆる「目に見える世界」での潜在意識とは、こうしたものがあげられるのだと思います。

「高次の自己からのメッセージを得た」とか、どこからともなく現れる「直感」や「インスピレーション」は、物理次元とは別の次元にある「目に見えない世界」の情報を物理次元まで還元してきた例といえ、これらの情報源は「潜在意識」の中の高次元の領域にあるものの場合があります。

「潜在意識」というと、先に挙げた氷河の絵が例として使われることが多く、「意識の深い下の方にあるもの🌊」というふうに思ってしまいがちではありませんか?一方で、「高次の自己」という場合の「高次」は、高い🌠という字から上の方にあるようにイメージしてしまうことが多いのではないでしょうか。
そうすると、上にあるものと下にあるもので全く違うもの、と認識してしまいやすいですが、潜在意識でいう「深い」とは、高い次元を指し、「低次元」「高次元」という場合の高低は、顕在意識に近いか潜在意識深くか、ということを表しているとも言えるでしょう。

またこれらも、高いか低いかの2つだけしかない、というわけではなく、いくつもの次元があるため、注意が必要です。相手が「潜在意識」といったとき、果たしてどの次元の何の話をしているのか、読み解く必要があります。

多次元のことを3次元で話すと、せいぜい、高いか低いか、広いか狭いかとか、長いか短いか、大きいか小さいか、みたいな表現になってしまい、そういうことを超越していることを伝えるのには、非常に不便です。オーラなんて、外側に広がっていくほど微細で高次元ですが、パンチャコーシャは逆ですし、混乱します。
でも、そういうときは、考えないで「感じる」ことが大切です。
昔の人は、どうやって表現したら一般の人に伝わると思ったのかな?という風に想像し、自分の高次の自己に尋ねるのが一番自分にとって理解できる方法で回答を得られるやり方です。

私自身が話すときも、このあたりがまだごちゃごちゃしてしまうことがあり、恐縮です😔。

私自身も時々混乱してしまうことがあります。感じていることを日常の思考を通じて、言葉に換えるってなかなか難しいですが、日々精進して頑張りたいと思います👻。


ということで・・・
潜在意識と高次の自己について、理解のお役に立てたでしょうか。
なかなか難しいですよね。
私も書いてみたものの、余計難しくなってしまったのではないかと、思いつつ。
でも、今はなんだかわからなくても、自分の意識次元が何かの理由で変わった時などに、ふと、「あ、そうだったのか」とわかるときがきますので、記憶の片隅、そう、まさに潜在意識下にそっとおいておいていただければ幸いです💖

では、また次回!

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