2016/12/25

THE BEST BOOK 2016

みなさん、メリークリスマス〜!
12月に入ったら、なんやかんやで忙しくなる、とは本当で、全然ブログ更新できませんでした。タハハ。

お伝えしたいことは山ほどあれど、Let go してしまったので(笑)、思い出せる範囲で・・・。

ということで、今までやったことはなかったのですが、今年”までに”読んだ本で、今年印象に残っている本、影響を受けた本をご紹介してみようと思います。
「までに」としたのは、私は美味しいものは何回でも食べれるタイプなので、過去に良かったなと思った本は、何度でも定期的に読み返したりすることがあり、改めて良いな〜と今年思った本、なんかも加えたいな、と思ったからです。それと、もともとそんなにたっぷり本を読む方でもないので、そうしないと今年読んだ本だけで、BESTが埋まっちゃいます。

では早速。
あ、それから、ランキング形式ではありませんので・・・。
では、気を取り直して、ご紹介します。

まずひとつめは、
そう、もちろん、



です。

ジル・ボルト・テイラー博士の左脳と右脳の働きに関する考察を通じて、普段の生活での脳の使い方が「自分の幸せ感」に影響を与えている可能性があること、

そして、「スピリチュアル」な分野として取り上げられていた「ワンネス」や「エネルギーとしての自分」などについて、脳科学的な観点でも考えられ、「フワフワ浮ついた人たちの言っている夢みたいな説」、ではなくて、「地に足の着いた現実のもの」として考えられる足がかりになったこと、

が、選んだ理由です。すでに知人何人かにもこの本をオススメしました。
スピリチュアルって何だろう?、スピリチュアルってなんだか怪しいよね、などと思って、その考え方には一理あると思っても、どこかで拒否感がある方にはオススメです。

スピリチュアルな人になるとかならないとかはさておき、物事の捉え方、世界の見方は広がると思います。



続いて、次は〜・・・




「動的平衡」は第3弾まで発行されているみたいですが、今回選んだのは第1弾です。

以前から好きな本で、ちょくちょく読み直す方なのですが、今回はいつも気に入って読み直しているところ以外をふと読んだ時に、「あ、そうだ。このエピソード超良かったんだよなぁ・・・」と改めて感動したからです。

心を揺り動かされたところには、付箋を貼ったりしているんですが、そこには付箋を貼っておらず、不意打ち的に再感動しました。

世界には自分が普段見えていない、”聴こえて”いないことがたくさんあるんだなぁということが分かるエピソードです。

まだ「動的平衡」を読んだことのない方は、P235「自然は歌に満ちている」の「エレファントム」のくだりを是非読んでみてください。自然の見方が変わるかもしれません。特に都会育ちの方は。




さて、最後の一冊。これは最近買ってみた本。




amazonがススメてきたので読んでみたのですが、「今の私」には必要な、価値のある内容でした。ほんとamazonのオススメって怖いのよね・・・。

ルイーズ・ヘイと言えば、アメリカの大抵のスピリチュアル本を発行している有名な出版社としてしられる「Hay House」を創った人なんですって。ドリーン・バーチューのオラクルカードとか発行しているところですよ。

「Hay House」は知ってたけど、ルイーズ・ヘイと繋がらなかった。Hay Houseのラジオアプリでラジオ聞いてると、やたらとルイーズ・ヘイの宣伝が入るな、って思っていたけど、そういうことだったのね。(遅い)

自分を「ヒーラー」と位置づけているにも関わらず、ルイーズ・ヘイを知らないって私って相当モグリだなって感じですが、この本はルイーズ・ヘイの著書の中でも超有名な自己啓発本のようです。

でも、たぶん今よりも前にこの本に出会ってたら・・・1回読んで捨ててたと思います。この本に書かれていることをじっくり読むような境地にまだなっていませんでしたからね〜。

日本では「ライフヒーリング」という題名になっていますが、本来は「You can heal your life」という題名です。

内容は、超簡単に言いますと、「自分の思考がすべてを生み出している」ということが書かれています。で、条件付けを取り除き、アファーメーションを使ってポジティブにマインドセットする、といった感じです。

「すべてが自分の思考癖によって起こる」というと、なんとなくスピリチュアルな感じにも聞こえますが、心理学にも認知論というものがあり、通じるものがあります。

認知論では、「出来事」は中立なものだが自分の認知によって良いとも悪いとも捉え方が変わり、それにより嬉しくなりもすれば、悲しくなりもする、ということで、だから、自分の物事の捉え方やネガティブに考えてしまう思考癖に気づき、違う考え方にしよう、と考えます。

ふーん、心理学っぽい本か、というだけではBEST BOOKには選ばれませんよ。
これを読んでいて、右脳の左脳の働きとリンクしたんです。
最初にあげた「奇跡の脳」を読んでいたから、この本を読んでなんかピンとくるものがありました。

便宜的に、左脳は「考える脳」、右脳は「感覚の脳」としてお話します。
普段の生活は割と左脳寄り。自動に考えて、自動で行動。だから考え方の癖があると、その考え方を自動でずーっと使っている。でも、そのパターンに不具合が生じるなら、意図的にその自動操縦を止めて、操縦プログラムを書き換える必要がある。脳の再プログラミングですね。

では、アファーメーションを単に唱えればいいかというと、それは左脳のプログラミングにはある程度いいみたいですが、やっかいなのは「感覚」。怖いものについて「これは楽しい、楽しい」と言い聞かせて、言語上は置き換わっても、感覚を置き換えるまでには至れないことが多いように感じました。
「心のどこかで」、これが右脳のどこか、なのかもしれませんが、「怖い」という感覚を感じ続けているのです。これを書き換えればうまいくのではないか。ルイーズ・ヘイの語っていることはそういうことなんだろうか・・・。

そんな風に思って、現在進行形で、興味深く実験中です。
私の中で、アファーメーションについて新しい考え方が生まれそうです。


ということで、私の選ぶ2016年BEST BOOK はこの3冊です。
みなさんだったら、どんな本をあげますか。何冊もある人もいれば、1冊もない人もいるかもしれませんね。

それもこれも人それぞれ、1年間は短いようで長く、いろいろなことがあっても、時の流れの中で忘れ去られてしまう重要なポイントもあるものです。
今年あった大切な出会いや大切な思いを、2016年の最後に思い返してみてはいかがでしょうか。

ではまた次回!

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