2013/04/18

酸っぱ辛いでいきましょう



物事に前向きであれば、人生はうまくいく

・・・的な本は山ほど出ているけれど、知人に薦められて読んでみた本がたまたまそんな本だった。まじめ系の本だったのに、書いてることはその辺のスピ本と同じ感じだった。
しかし、多くのスピ本と違うのは、ある程度エビデンスに基づいている内容ということでしょうか。一応学術系の本だからね。そういう意味では、スピ本に書かれていることが学術的にも立証されつつある、ということがわかり、良かったのかもしれない。

前向きに前向きにって言われるのはあまり好きじゃない方だけど、そういや最近プロセスシンキング(続きがあるように考える方法)もしてなかったな、と思い、使う言葉に少しは気をつけてみようかしら、と思った。

今年は私にとって、総復習の年のようで、これまで学んできた事を再学習する機会も多く、技を深めていくフェーズに入っています。そんな一環で、カウンセリングについても再度学び直している中で、自分の青年期までを振り返るという機会がありました。

もっとも印象深いものは何か、というお題でしたが、振り返ってみると、ネガティブな記憶ばかりがよみがえってきました。そんなのありきたりな感じがしたので、無理矢理ポジティブなのを一発かましてやろうと脳内検索したものの、冴えた感じのものは何一つ思い出せませんでした。
仕方がないので、あらためて、幼少期からのネガティブ系の記憶を振り返ると、結構今に影響を与えているものが多いのがわかります。ヒーリングや瞑想でだいぶ解消しているものの、ネガティブなものは一発の打撃でかなり広い範囲に影響を与えるのでしょうか、まだその影響と思われるものは残っています。

こういったネガティブ系の出来事がなければ、私はもっと幸せだったのだろうか・・・などとぼんやり考えていたところ、「いや、そうじゃない」と確信しました。もし、あれらの嫌な出来事がなかったら、私、相当ぱーぷりんな感じの人になってたと思う!
今となっては、ネガティブ系打撃を何回か受けたおかげで、ようやく普通の人においつけるまっとーなレベルの人間になれた気もする。あれがなければ危ないところだった。「あの人、やばいよね」とか言われる人になってた。たぶんなってた。ほんとあぶなかった。

それにしても苦々しい思い出が多いなぁ・・・とか思ったところで、「苦々しい」とか描写してるからそう脳内に刷り込まれちゃってるのかもしれない、前向きに言い換えてみよう!と、ふと、遊び心が芽生え、「甘酸っぱい思い出」などと言い換えてみました。
しかし、「甘酸っぱいもの」がこれといって好きではない私にとっては、それがあまり前向きに感じなかったので、好きなもの・・・ということで「酸っぱ辛い思い出(酢辣湯麺のイメージ)」と言い換えてみたところ、気分は明るくなりました。(というか、おもしろくて笑ってしまった)
しかし、「つらくないもの」を思い浮かばせる感じではなく・・・なんか、酸っぱ辛いことって、ひどそう・・・な感じもしますが、ま、気分は前向きになれるので、きっと良いのでしょう。

酸っぱ辛いでいきましょう。

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