2011/12/21

八卦掌その後



20日以上もブログを書くのをサボると、いざ書こうかなと思ってもいったい何きっかけで書こうかなんて考えちゃって、ついついまたサボってしまいますね。

という言い訳はさておき、、、

そういえば、コンマリちゃんの片付けの特集がTVでも放映されていましたね。おかげで、本だけではわからなかった靴下や下着のたたみ方や、片付けの途中で疑問になっていたことが解決されました。ラッキッキ。

でもまだ片付け終わってませんけど。先日ようやく書類が終わったところで・・・。いや正確にいうと、書類を捨て終わったところで、整理はこれから・・・。最後まで年内に終わりたい。

太極拳では、陰陽をはっきり分ける、「虚実分明」を教えられるのですが、片付けを行うことで虚実分明の特訓になったことは以前にも書いた通りで、これにより普段の生活でも陰もあり陽もあるということを意識できるようになってきました。なので、物事に対してある種のあきらめというか、今は陰だが陽の場合もあるだろうとか、今回は陽だが陰もまたあるだろう、などとあまり執着なくやり過ごせるになってきています。

太極拳や太極剣の話ばかりで、で、ところで八卦掌は?とお思いの方もおられることでしょう。

八卦掌を初めて早三ヶ月。歩く禅とも言われる八卦掌。確かに練習しているとトランス状態のような不思議な感覚になることがあり。中国4千年の歴史を感じます。

八卦掌も上級になると結構早い螺旋の動きでクルクルとスネークのように動き回るのですが、初級では逆に超スローな動作で基本の型をひたすら繰り返します。だがしかし、この「超スロー」というのがすごく良いのです。
都会生活では、何かとせかせかとしたリズムで過ごしてしまいますが、「超スロー」に意図的にペースを落とすことで、今まで感じられなかった世界が広がる感覚があります。これは、なぜか座って行う瞑想では味わえなかった感覚です。
ん〜、やっぱり座って瞑想していても頭の回転を留めたり、スローにすることって結構上級にならないとできないんだと思うんです。それが体をスローに動かすことで、体の動きに意識を向けることができ思考が消えて、気がつくと無心になっている、つまり集中しているんだと思うんですが、そんな感じです。

八卦掌の練習でこのスッと空白になったような感覚を毎度味わっていることで、それが脳回路にインプットされ座って行う瞑想でも同じ状態に早く入れるようになりました。
これこそまさに相乗効果や!

そして、なんと日常生活中にもそんな真っ白な心というか「ス・・・」という感じの空白な状態にいつでもなれるようになってきました。(特訓中)

この「ス」になれると、「氣をどこかへ向ける」という感覚もわかるようになってきました。氣をひざへやってみる、とか、氣をのどにやってみるとか。

この「ス」の効果は他にもいろいろあるんですが、長くなってきましたので、今回はこのへんで。(・・・大して長くもないが)

0 件のコメント:

コメントを投稿